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浪費

3 浪費をやめる

改めましてkitajinと申します。ボクがやめた事、三番目は浪費です。

 引きこもりを何とか脱したボクはその後、(1994年~)しばらくは飲食などのフリーターをして過ごしていました。そして、バイトで得た収入のすべてをパチンコで失うというクズ生活を送っていました。幸い借金などをするタイプではなかったので、その点だけは助かりましたが、それでも月末は金欠で何もできないというお決まりのパターンにハマっていました。

Sanna JågasによるPixabayからの画像
Sanna JågasによるPixabayからの画像

浪費していたもの

ギャンブル

パチンコをはじめ、ボートレースや競馬などにも手を出していました。

特にパチンコには時間とお金を使っており、開店から閉店まで居ることさえよくありました。

あとはギャンブルではないですが宝くじなども買っており、当たるはずがないのに夢を追っていました。

食べ物

安価で気軽に欲望を満たせるものといえば、代表が食べ物でしょう。

家で出されるモノを食べず、ジャンクフードを好み、お菓子やコンビニで手に入る食べ物で腹を満たしていました。

また食べる時間帯も気にせず、深夜に買いに行ったりもよくしていました。

酒・たばこ

お酒は、当時はそれほど飲んでいませんでしたが、タバコは毎日ひと箱近く吸っていました。

当時は、パチンコとタバコはセットみたいなもので、当たり前に店内で吸っており、一日中パチンコ屋にいるとタバコと疲労で帰る頃には、気持ちが悪くなっていたものです。

日用品

よく考えず、使いもしないのに買った物は浪費になります。

服や靴、鞄や小物なども数あればいいという気持ちがあって、買っていたように思います。

そういう物を捨てずに取っておくので、何時しか部屋は物で溢れていきました。

時間

何と言っても無駄に使ったものといえば、時間ではないでしょうか。

若いというだけで無限に時間があると思っていたのか、当時は何も考えず、欲望の赴くままに生活をしていました。

パチンコに行って、ジャンクフードを買って帰り、ゲームをしたり、撮りためたテレビ番組を観ながら過ごしていました。

浪費癖がつきやすいモノ

お酒

お酒好きは毎晩お酒を飲みたいと思いますし、外に飲みに行けば、それだけで結構な額を使ってしまいます。

抑制も効かなくなり、余計に金額を使ってしまい散財します。

また飲みすぎたら健康にも被害がありますし、病気になれば働けなりますし、お金が無くなっていきます。

ギャンブル

ギャンブルもまた抑制が効かないモノの代表ではないでしょうか。

一度ハマると、有り金を使い果たすまでやってしまう人もいますし、それだけ心を持っていかれやすく依存しやすいのがギャンブルです。

ギャンブルにハマる要因に、一人でも気軽に行けて、自分の中で楽しみを見つけてだし、ドーパミンやアドレナリンという脳内物質が出ることが挙げられます。

日常において、これほどの興奮を味わえるものが他にはないので、みんなギャンブルにハマるのではないでしょうか。

ブランド物

ブランドの価値は認めます。

しかし、一見、同じような品でも、ブランドネームが入っているのといないとのでは数倍値段が違ってきます。

ブランド品が好きで、自分の収入の範疇で買うならいいですが、自分の価値を上げるためにブランドを買い求めるとかになれば、一つでは収まらず、どんどんと買い求めたくなるからです。

水商売

水商売にハマる人がいますが、これもまた浪費になりやすいです。

お酒を飲むので判断力は下がり、余計にお金を使ってしまいますし、店側はお金を払わせるようにしてきます。

それを自分の魅力と勘違いして、どんどんお金を使うのは水商売の罠にはまっていくことです。

ブランド品と同じく、彼らで心の隙間を埋めるのは、お金と等価交換になります。

人付き合い

人付き合いも浪費につながりやすいです。

まず人と会う時は身なりに気を使いますし、それこそ付き合っている人と同じくらいの物を持っていたくなるでしょう。

それに、どこへ行くにもお金が必要になりますし、集まりが増えるたびにお金が減っていきます。

冠婚葬祭に出費が掛かることもあるでしょう。

これらをすべて避けると、孤独な人生を過ごさなくてはなりませんが、無理をしすぎる付き合いは浪費に繋がります。

趣味

趣味もまた浪費に繋がります。

特に何かを集めるのはブランド品と同じく一つで済まないので、その分、お金が消えていきます。

それでも楽しければいいのですが、その趣味が自分の生活を苦しくしていることが往々にしてあるものです。

その趣味が本当に自分にとって健全なのか、自分のライフスタイルに合っているのかを見つめなおした方がいいかもしれません。

買い物

買い物の回数は多いほど、お金を無駄に使います。

買い物に行けば、欲しくも無いモノを買ったり、予定に無いモノも、つい食べたくなって買ってしまいます。

倹約家の人は買い物の回数を減らして、衝動買いを失くしています。

浪費がなぜいけないのか?

欲しい物を抵抗なく買ってしまう

欲しいものを買うことに何の抵抗も無くなると、どんなものでも欲しいが先に立ってしまい、無計画にお金を使いたくなります。

結果、物を買うことが先に立ってしまい、対してほしくない物まで簡単に買ってしまうのです。

部屋に物が溢れている人は、どれだけその品を使うために持っているのでしょうか。

一方、倹約家の人は買うことに慎重になるので、使う物しか買わないし、物を買うより工夫して生活するようになっています。

予想しない出費に弱い

生きていれば、いつまとまったお金が必要になるか分かりません。

浪費を続け何時もお金が無い状態だと、いざという時に行動ができないという事態になりかねません。

冠婚葬祭や病気などの出費にアタフタとしなくてはならないし、本当にお金を使いたいときに使えないストレスを抱える場合だってあるでしょう。

いつでも引き出せるお金を取っていることは心を安定させます。

余裕がなくなる

先ほどの話ではないですが、お金が無いと余裕がなくなります。

給料日までどう生活しようとか、何かでお金を使う時に、お金を調整しないといけなくなります。

お金持ちでも浪費を続けていると、心に余裕がなくなってきます。

欲で生活を満たすから、忙しくなるのです。

本当の余裕がある生活とは、お金をたくさん稼ぐではなく、お金に縛られない生活を考えることではないでしょうか。

行き当たりばったりになる

お金に縛られてしまうと、行動が行き当たりばったりになりがちになります。

お金があればあるだけ使い、無ければ金策に走ったりと、お金が中心の生活になってしまいます。

特に衝動的にお金を使うタイプはこの傾向が強く、突発的にお金が必要になるので行動もまた行き当たりばったりになってしまうのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ここで上げた事をすぐに実行できたわけではありません。

 あくまでも、自分に浪費グゼがあるということを自覚して戒めたのが、この頃であるということです。それから長い年月をかけ、試行錯誤して現在に至ります。しかし、浪費とはその時は自覚がなくて、後に思い返してみると無駄だと思うことが多く、自分のお金の使い方をもっと気にしていれば、今とはまた別の自分になれたように思います。

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