" />

テレビ

観てきたテレビ番組 2000年代 バラエティ

改めましてkitajinと申します。ここでは、自分が観てきた2000年代のバラエティー番組について紹介していきたいと思います。

観てきたバラエティ 2000年代 10選

松紳

「松紳」(まつしん)は、2000年~2006年まで日本テレビ系列で放送されたトークバラエティーです。

主な出演者 島田紳助・松本人志

番組の内容――島田紳助と松本人志が、飲食店風セットの中で対面して座り、アイスコーヒーを飲みながら気軽にトークする番組です。フリートークや視聴者からのお題や悩み相談などをしながら、二人の独自の視点を楽しむ内容となっています。

島田紳助の洞察力と話の展開力、松本人志の創造性豊かな独自の視点などで、話を展開して面白く、そしてタメになる番組です。

特に島田紳助の話は、ハッと気づかされる鋭い話が多くあり、バラエティー番組なのに人生哲学を学んでいるようでした。

今見ても、充分楽しめる番組です。

さんタク

「さんタク」は、2003年からフジテレビ系列で現在も放送されているお正月の特別番組です。

主な出演者 明石家さんま・木村拓哉

番組の内容――明石家さんまと木村拓哉が毎年、自分たちがやりたいことを考えてチャレンジするという番組です。

この番組は、放送前年に共演した「空から降る一億の星」というドラマから公私ともに交流を深めたことにより始まっています。

普段では絶対に観れない二人の素の部分や意外な部分がこの番組だから観られるという特別感があり、お互いの事を信頼し合っている様子が分かるとてもハートフルな番組です。

そして、二人の人柄と笑いあり、感動ありだから二十年近く愛されてきたのではないでしょうか。

エンタの神様

「エンタの神様」は、2003年~2010年まで日本テレビ系列で放送されていたネタ見せ番組です。通称は「エンタ」

主な出演者 司会福澤朗・白石美帆・芸人たち

番組の内容――番組が始まった当初は究極のエンターテインメントを追求する番組としてスタートして、様々な試みをしていたが、すぐにお笑い芸人によるネタ見せ番組として放送されるようになりました。

ここから有名になった芸人は数多くいて、若手芸人の登竜門的番組であったがそのほとんどが一発屋で終わりました。

純粋なネタ見せ番組ではなくキャラが引き立つ、あるあるネタやリズムネタが多く、ウケるとその人ばかりを取り上げていくという部分が目立ちました。

この年代では、そういうネタ番組が多くあり、お笑いブームをけん引していました。

ブームが去った現在にこういったネタ番組がなくなったのは、このような作為的な番組の副作用なのかもしれません。

ゲームセンターCX

『ゲームセンターCX』は、2003年からフジテレビワンツーネクストのフジテレビONEで放送されているゲームバラエティ番組です。

主な出演者 有野晋哉(よいこ)

番組の内容――毎回、有野課長(架空の会社「株式会社 ゲームセンターCX興業の課長という設定)がレトロゲームにチャレンジしてクリアを目指すという内容の、現在のゲーム実況動画の走りのような番組です。

何と言ってもこの番組の良さは、有野のゲームの下手さ加減とそれでも愚直にクリアを目指していく姿で、それが多くの共感を呼んでここまで続いているのではないでしょうか。

それと時折見せるファインプレーや油断をしてミスを犯すところなどが人間味があって面白いです。

また番組スタッフとのチームワークもよく、とてもアットホームな番組です。

それと同年代という事もあり、たまに行くならこんなゲーセン、略称「たまゲー」などで紹介されるゲームセンターや駄菓子屋などが昭和の雰囲気を味わい、ノスタルジーな気分になれます。

ジャンクSPORTS

「ジャンクSPORTS」は、2000年~2010年までフジテレビ系列で放送されているスポーツトークバラエティ番組です。

主な出演者 浜田雅功、スポーツ選手ほか

番組の内容――毎回、様々なスポーツの競技者を呼んで、その競技の苦労や競技の大会でのエピソードなどを話してもらう番組です。それを司会者である浜田雅功が上手く話を聞きだしたり、面白おかしく紹介しています。

それまでアスリートに対して話を聞く時は引退後、またはスポーツ番組のインタビューで個別に話を聞くことはあっても、他ジャンルのスポーツ選手が一堂に会し、スタジオでのトーク番組はこの番組が初ではないでしょうか。

番組内ではオリジナル競技をアスリートが挑戦する企画などで楽しませたり、スポーツの啓蒙活動などを多く扱い、スポーツの発展に大きく貢献したと思います。

個性豊かなアスリートと浜ちゃんの掛け合いが楽しめます。

内村プロデュース

『内村プロデュース』は2000年~2005年までテレビ朝日系列で放送されていた深夜のバラエティ番組です。略称「内P(うちピー)」

主な出演者 内村光良・さまぁ~ず・ふかわりょう・TIMなど

番組の内容――毎回、内村プロデューサーによる番組の企画が発表され、そこに若手お笑い芸人たちが挑んでいくという内容の番組です。毎週テーマを設けて、あまり目立っていない芸人たち集めてプロデュースしていくというコンセプトの番組でした。

番組当初は内村とふかわりょうだけがレギュラーであったが、その後、さまぁ~ずなどが加わり、台本のないその場のノリでのお笑いを展開していく瞬発力が試される番組になっていきました。

この番組を通して脚光を浴びるようになった芸人も多く、若い頃の有吉弘行やバナナマンなどもこの番組を足掛かりに成長していったといいます。

現在も活躍する芸人が数多く出演していた事でも、ウッチャンの影響力が窺われます。

リンカーン

『リンカーン』は、2005年~2013年までTBS系列で放送されていたお笑いバラエティ番組です。

主な出演者 ダウンタウン・さまぁ~ず・雨上がり決死隊・キャイーン・山口智充

番組の内容――ダウンタウンを筆頭にお笑い芸人たちが集結して、「お笑い芸人のお笑い芸人によるお笑い芸人のための番組」をコンセプトに作られた番組です。番組が始まった当初はダウンタウンを中心としたベテラン芸人と若手、中堅芸人との交流などを企画としていたが、徐々にレギュラー八人による企画が多くなっていきました。

現在も特番としてある「リンカーン芸人大運動会」もこの番組の企画としてつくられたものです。

はじまった当初は売れっ子レギュラー陣が集まって、どんな番組ができるのか楽しみにしていたものです。芸人が大勢集まって、予算を使ってくだらないことをするという、古き良き時代を思い出させるお笑い番組でした。

内村さまぁ〜ず

『内村さまぁ〜ず』は、2006年~現在までインターネット配信されているバラエティ番組です。略称は「内さま」

主な出演者 内村光良・さまぁ~ず

番組の内容――ウッチャンとさまぁ~ずの二人が毎回ゲストに司会をさせて、自由に進行していくという作りの脱力系バラエティー番組です。

毎回、企画タイトルに「~したい男達!」が付くことからわかるように、三人の男たちが企画を通して単に遊んでいくだけです。また「大自然クイズ」や年に一回の「人間ドッグ」などの人気企画もあり、現在も続いています。

レギュラーの三人が集まってお酒をおいしく飲みたいだけのために作られた(本人たちが番組内でよく言っている)という番組の趣旨自体もゆるい番組で、その緩さがちょうどよい感じで面白さを醸し出しています。

毎回多彩なゲストMCを呼んで、三人が好き勝手にやっていくというさすが内村プロデュースの流れを汲んだ番組だと思います。

モヤモヤさまぁ〜ず2

『モヤモヤさまぁ〜ず2』は、テレビ東京(テレビ東京系列などでもネット)で放送されている紀行バラエティ番組です。略称は「モヤさま」

主な出演者 さまぁ〜ず・テレビ東京の女子アナ

番組の内容――さまぁ〜ずの二人と女子アナが、あまり紹介されていない町のモヤモヤするところを探して解消していくというコンセプトで作られた番組です。

番組はじまった当初は、「(海外ロケを除き)東京23区から外に出ない」「メジャーなものは禁止(観光地には足を踏み入れない、土地の名物は口にしない、高そうな店では食事しない)」といった禁止事項があったが、これほど長く番組が続くと思っていなかったから、現在はその取り決めも崩れて、日本全国をはじめ、海外にも出没しているようです。

この番組の面白さは、何と言ってもモヤモヤするものを探していくという抽象的な番組のコンセプトで、さまぁ~ずの二人と女子アナが適当に遊んでいるだけの番組だったところでした。

番組はじまった当初は、駄菓子屋巡りや下町の取り残されたような場所を巡ったり、怪しげな店に入ったりするだけの番組でした。

駄菓子屋で買ったおもちゃで公園で遊んだり、自分では絶対しない無駄な行動を見て楽しむ番組です。

にけつッ!!

『にけつッ!!』は、2008年から読売テレビで放送されている深夜のトークバラエティ番組です。

主な出演者 千原ジュニア・ケンドーコバヤシ

番組の内容――毎週、千原ジュニアとケンドーコバヤシがテーマも決めずに好きなようにトークしていくというだけの三十分番組です。たまにゲストが来ますが、基本二人のトークが面白くて成立する番組で現在も続いています。

この番組の面白さは何と言っても二人のトークに付きます。

昔からあった上岡龍太郎、鶴瓶の「パペポtv」や、「笑っていいとも」でのさんまとタモリのトークなど、面白い人たちが二人いれば、あとは何もいらないと思わせる芸人の真骨頂のような番組です。

まとめ

2000年代も相変わらず面白いテレビ番組が多く出てきましたが、しかし、行して振り返ってみると、テレビ番組を取り巻く環境が大きく変わって来ていることに気づかされます。ネットの普及により配信などの仕組みが出来てきて、番組形態の多様化が進んできました。もはや情報を得るのはテレビだけではなく、ネットに移行し始めたのもこの時代からでした。

-テレビ