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観てきたテレビ番組 クイズ番組編❷

改めましてkitajinと申します。ここでは、ボクが過去に観てきたクイズ番組について紹介する第二弾です。

観てきたクイズ番組 10選

どちら様も!!笑ってヨロシク

「どちら様も!!笑ってヨロシク」は、1989年~1996年まで日本テレビ系列で放送されていたクイズ番組です。

主な出演者・司会者 所ジョージ・解答者 加賀まりこ、笑福亭鶴瓶ほか

番組の内容――街行く人のリアクションをクイズにすることがメインの番組で、視聴者にはそのモノがわかっていて、解答者が当てていく様を見て楽しむというスタイルのクイズ番組でした。

待ちゆく人にゲストの印象を聞いて解答者が誰かを当てるクイズが好評で、後続番組である「笑ってコラえて」でもおなじみのクイズとなりました。あと、待ちゆく外国人に日本語の歌を歌ってもらい、どんな歌かを当てるクイズも好評でした。

トップ賞は豪華賞品で、パーフェクト賞はオーストラリア旅行となっていました。

クイズ番組というよりは、クイズをしている人を見て楽しむバラエティー番組的要素が強い番組でした。

マジカル頭脳パワー!!

「マジカル頭脳パワー!!」は、1990年~1999年まで日本テレビ系列で放送されていたクイズゲーム番組です。略称は「マジカル」

主な出演者・司会 板東英二、永井美奈子 ・解答者 所ジョージ、俵孝太郎、間寛平、今田耕司、加藤紀子、千堂あきほなど

番組の内容――マジカル頭脳パワーは、知識を頼りにするクイズというより頭の体操のようなクイズ番組でした。マジカルバナナに代表されるような連想ゲーム問題(バナナと言ったら黄色、黄色と言ったらレモン……)や三文字の言葉から、一文字変えて言葉を繋いでいくマジカルチェンジ(こけし→こける→とける……)、あるなしクイズ(キーワードから連想して、あるモノと無いモノを区分していくというクイズ)など人気コーナーが数多くありました。

個人戦で戦いトップ賞は旅行券やギフト券で、千点を超えた場合、世界七不思議「マジカルミステリーツアー」の招待券でした。

言葉遊びなどがメインなので、誰でも手軽に遊べることで、マジカルのクイズが流行る結果にもなりました。ゲームソフトやアーケードゲームなどが発売されて、ヒットを飛ばしました。

さんまのSUPERからくりTV

「さんまのSUPERからくりTV」は、1992年~2014年までTBS系列で放送されていたクイズ・バラエティ番組です。

主な出演者・司会 明石家さんま・解答者 関根勤、中村玉緒、浅田美代子、長嶋一茂など

番組の内容――番組が始まった当初は、視聴者から送られえてきたホームビデオや面白映像Rを解答者が観ながら、ハプニングの内容を当てたりする三十分番組でした。それが一時間に拡大となり、面白企画が次々に出て来て、大人気となりました。ご長寿早押しクイズやボビーオロゴンら外国人に様々な事をやらせたり、替え歌などの企画を楽しむバラエティー要素の強い番組になりました。

この番組がきっかけで注目を浴びるタレントが数多く現れました。

レギュラーの中村玉緒や長嶋一茂、つるの剛士をはじめ、ボビーオロゴンやセインカミュなども番組で取り上げられたことにより、人気が出てきました。

ダウトをさがせ!

「ダウトをさがせ!」は、1992年~1993年までTBS系列局で放送されていたクイズ番組です。

主な出演者・司会 島田紳助、徳光和夫・解答者 江守徹、中山秀征、城戸真亜子ほか

番組の内容――基本的な番組の流れは流れる映像の中から間違いを探していくという趣旨のモノです。番組が始まった当初は紳助チームと徳光チームに分かれての対抗戦でしたが、時間の経過とともに番組の内容も変化していきました。

人気があったクイズは映画ダウト(映画の中のおかしな点を指摘する、俳優が服を脱いでいたのに次のシーンでは来ている)や映像ダウト(誰もが知っている場所の映像の中に違うところがある)、名画ダウト(名画に合成などを施したもの)などがありました。

番組は何回がリニューアルを加えて、その後も続きました。

世界ウルルン滞在記

「世界ウルルン滞在記」は、1995年~2007年まで、毎日放送と番組制作会社テレビマンユニオンの共同制作により、TBS系列で放送されていたトークショーとクイズ番組を兼ねた紀行ドキュメンタリー番組です。

主な出演者・司会 徳光和夫・アシスタント 高橋由美子、相田翔子・解答者 石坂浩二ほか・ナレーター下條アトム

番組の内容――毎回、タレントや俳優などを海外にホームステイさせ、その中からクイズを出題させていくというドキュメンタリーとクイズがミックスしたクイズ番組でした。ホームステイ先の国やその家でのしきたりや文化、風習の違い、慣れない生活や番組が与えたミッションにチャレンジする姿を追っていきます。そして、最後、ホームステイ先の家族との別れが感動的になのも番組のヒットした要因でもありました。

番組のナレーションをする下条アトムも番組に色を添え、モノマネもされていました。

クイズは国の文化や風習、ミッションに関わる者から出題され、正解が多い人が優勝。優勝賞品はホームステイを行った出題者が持ち帰ったお土産でした。

世界各国に飛んで、タレントが様々なチャレンジを通して、ホームステイ先の家族と交流を深めていくところが感動的でした。

平成教育委員会

「平成教育委員会」は、1991年~1997年までフジテレビ系列で放送されている教育クイズ・バラエティ番組です。

主な出演者・司会 ビートたけし、逸見政孝・解答者 渡嘉敷勝男、磯野貴理子、ラサール石井、清水圭ほか

番組の内容――この番組は、ビートたけしを先生、逸見を生徒会長として、解答者を生徒に見立てて学校のようなセットで、中学の受験問題などを中心とした学校勉強を大人のタレントが解いていくというクイズ番組です。

義務教育を受けた者なら誰でも答えられそうな問題なのだが、義務教育から離れてしばらく経つ芸能人の珍解答を見て笑うという要素もありました。もちろん、現役の子供も観て楽しんで、勉強になるという一石二鳥でした。

この番組がヒットしたことにより、この後も、常識問題に珍解答をするのがウケて、ヘキサゴンなどの流れになっていきます。

給食のじかんもあり、正解して豪華料理を食べられるクイズ問題もありました。現在も特番として復活することがあります。

クイズ赤恥青恥

「クイズ赤恥青恥」は、1995年~2003年からテレビ東京系列局ほかで放送されていたクイズ番組です。

主な出演者・司会 古舘伊知郎・アシスタント 高田麻衣子ほか・出演者 加賀まりこ、松尾貴史、アグネスチャンほか

番組の内容――この番組は、街ゆく人が出題された問題を答えられるかを、スタジオにいる出演者が当てるという番組です。どの人を選ぶかは、その人の年齢や職業などでその人なら、当然知っているという予想を元に選びます。

解答者は、常識問題や雑学問題を答えて、正解率が一番高い人は「街角常識王」として、賞品を貰えました。番組が始まった当初は、常識問題を出題していたのが、段々と「恥」の方にシフトしていきました。

優勝賞品は、初期の頃は「ゴールデン恥シート」が贈られ、それが五枚貯まると海外旅行券と交換となっていました。番組が進むにつれ、商品券10万円などに変わっていきました。

カルトQ

『カルトQ』(カルトキュー)は、1991年~1993年までフジテレビ系列局で放送されたクイズ番組です。

主な出演者・司会 うじきつよし、中村江里子・解答者 一般参加者

番組の内容――この番組は、広く一般的な人たちが楽しめる常識問題を扱った従来のクイズ番組とは異なり、ある特定のジャンルにスポットを当てて、そのジャンルに特化したマニアックな知識を持つ人を集めてクイズをするという深夜帯のクイズ番組です。

様々なジャンルの知識に自信がある人たちを集め、予選を行い、通過した五名を集めて、スタジオでカルトクイズに答えて優勝者を決めるというスタイルです。

サブカルチャーを多く取り扱い、芸能人参加者も多く予選に参加したが、本選に出場できたのは稀でありました。

優勝者は、「カルトキング」女性なら「カルトクィーン」の称号と、トロフィーにその回のテーマにあった賞品が贈られました。

クイズ悪魔のささやき

「クイズ悪魔のささやき」は、1994年~1996年までTBS系列局で放送されていたクイズ番組です。

主な出演者・司会 古舘伊知郎、和田アキ子・解答者 一般参加者

番組の内容――この番組は一般参加者を募り、最高賞金100万円を目指してクイズに答えるという番組だが、一般参加者は自称ビンボーで、どうしてお金が必要なのかを観覧者にプレゼンをして、支持を得ないといけません。司会の二人が出場者にいろいろと質問をして、背景を探りだします。そこで、支持が得られないと、クイズに参加が出来ず、恥をさらして帰るという残酷な番組です。

第一ステップで客席から二人一組で支持を集め、集まった金額でクイズに挑み、正解したら、賞金が得られます。

第二ステップでは、100万円をかけてクイズをします。正解したら、100万円が貰え、失敗したら0円。第二をせずにリタイアしても構いません。

なお、番組には開運アドバイザーがいて、その人が出場者にアドバイスを送ると珍しいシステムがありました。

クイズ$ミリオネア

『クイズ$ミリオネア』2000年~2007年までフジテレビ系列で放送されていたクイズバラエティ番組です。略称は「ミリオネア」

主な出演者・司会 みのもんた・解答者 一般参加者および芸能人

番組の内容――ミリオネアは四択のクイズを連続して正解していき、金額が上昇していき最終的に1000万円まで到達できる(途中ドロップアウトOK)というクイズ番組です。クイズには、三つの「ライフライン」というモノが用意されていて、問題を解く手助けをしてくれました。番組が始まった当初は一般参加者のみの番組でしたが、段々と芸能人参加番組に変わっていきました。

この番組は元々海外の番組をフジテレビが輸入したもので、映画にもなった有名なクイズ番組です。

司会のみのもんたの「ファイナルアンサー?」が流行になり、ミリオネアのパロディを作るバラエティー番組もありました。

金額が上がっていくごとにプレッシャーが高まり、正常な判断が出来なくなるというクイズ番組と人間心理を映し出す番組でした。

また「ライフライン」いつどのように使うかの駆け引きも番組を盛り上げる要素となっていました。

まとめ

観てきたクイズ番組を紹介する第二弾でしたが、時代とともに移り変わり、様々なクイズ番組が生まれては消えていきました。娯楽と教養という面があるクイズ番組でしたが、時代を反映するように娯楽の面が強くなったり教養の方が強くなったりと違っているのが面白いですね。

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