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テレビ

本当にあった昔のテレビでの事

改めましてkitajinと申します。ここでは昭和のテレビでは当たり前であった様々なお話を紹介して、知らない人には驚きを、知っている人には懐かしさをお届けしたいと思います。

昔のテレビのあるある 10選

当たり前にタバコを吸っていた

昭和の時代は、タバコがどこでも吸えました。

駅のホームはもちろん、電車、バスの中、建物の中、映画館、デパートなど、あらゆるところに灰皿が置いてありました。

駅のホームから線路にタバコの吸い殻を捨てたり、あらゆる座席にタバコの火による穴が開いていました。

当然、テレビの中でもタバコを吸うシーンが頻繁に映され、バラエティーや討論番組では出演者がタバコを吸いながら番組を進行していくなんてこともありました。

ドラマでは、タバコを吸うシーンはカッコいい男の代名詞でしたし、いい女を演出するのにもタバコを小道具として使っていました。

タバコの値段も現在の三分の一くらいでしたし、タバコが日常に根付いていました。

 〇 ダウンタウン浜田の喫煙映像 👇

ゴールデンタイムで女性の裸を映す

昔も今も、視聴率を稼ぐためにテレビ局ではあの手この手を使っています。

過去には、視聴率を稼ぐための手立てして、女性の裸を出すなんてこともありました。

当時はテレビを観る主導権が男性、父親にあったからではないでしょうか。

その当時は、女性の裸が観られるコンテンツが少なく、それだけ希少だったのでしょう。

ですので、お約束のように毎回女性の裸の場面が登場するドラマが結構ありました。

そういうことが許されていた時代だと思われるかもしれませんが、決してそんなことはなく、クレームはかなり来ていたようです。

しかし、当時のテレビ局はクレームを取るより、視聴率を取る方に力を入れていたみたいです。

それには今のようにSNSなどがなく、クレームが広がらなかった背景もあるでしょう。

刑事は拳銃撃ち放題・犯人は爆発し放題

昔の刑事ドラマで当たり前にあったのが銃撃戦です。

しかも街中で、白昼堂々と刑事と犯人が撃ち合いをするという、「どんだけデンジャラスな状況だ」とツッコみたくなる刑事ドラマが普通でした。

それにカーチェイスや車、建物の爆破があり、時限爆弾を止めるシーンはどの刑事ドラマにも必ず一話はある、手に汗握るお決まりの回でした。

捕まえた犯罪者から、情報を引き出させるために殴る蹴るの暴行、しまいには頭に銃を突き付けて白状させたりと、やりたい放題刑事が横行していました。

しかし、当時は気にせずに、そんな刑事たちを応援しながら観てました。

〇 西部警察映像 👇

手術シーンやきわどいものをモザイクなしで流していた

これも今では信じられないですが、ドキュメンタリー番組で手術シーンや交通事故の生々しいシーンを普通にお茶の間に流していました。

子供の頃、トラウマレベルの際どい事故映像を観た覚えがあります。

あと、「カメラがとらえた決定的瞬間」という世界中から集めた衝撃映像も、ゴールデンタイムに特番などで流していました。

そこでも人が死亡する瞬間の映像(遠目の映像でした)がテレビで流されていたように記憶しています。

食べ物で遊ぶ

バラエティなどで食べ物を使って遊ぶコントやコーナーがありました。

いろんな食材を混ぜ合わせてジュースにして罰ゲームで飲ませるなど、今でもたまに見かけます。

また果物や卵などを割って遊んだりしてました。

近年では、「後でスタッフが頂きました」とテロップが出るようになりましたが、当時はそういうモノはなく、どうしているのか気になっていました。

当時から多くのクレームが来ていたようですが、そう言う番組は必ず子供に見せたくない番組上位にランクインしてました。

 〇 健康牛乳のコント 👇

作り物にお金がかかっている

番組のセットがやたらと派手だったのも、昔はよく観られていました。

「8時だヨ全員集合」などは毎回、セットを作っては壊すを繰り返していたので、そうとう予算がかかっていたと言われています。

大がかりなセットや作り物(例えば、元気が出るテレビの大仏魂、風雲たけし城など)であったりと、お金をかけていたのが分かります。

子供の頃は何も考えずに楽しんでいましたが、バブル期にテレビ局にはお金があったからなんだなと、今になって思います。

〇 元気が出るテレビ画像 👇

賞品が豪華、お祭り番組

これも予算があったからできたことでしょうが、お祭りのような番組が数多くありました。

タレントや俳優、歌手などを一堂に会したものや、番組対抗などをどの局でもやってました。

またクイズ番組の商品も豪華で、100万円が飛び交っていたり、毎週、海外旅行が当たったりしていました。

視聴者へのプレゼントも豪華でしたし、優勝賞品が高級車なんてものもありました。

それも日本全体がお祭り騒ぎの最中にあったからできたのでしょう。

  〇 なるほどザ・ワールド特番映像 👇

一般参加者がよく出ていた

昔のテレビ番組は一般人がよく出ていました。

素人参加クイズ番組は多くあり、またドッキリに素人をひっかけていたりしていました。

素人をリアクションを観察したり、面白ろ素人を募集して、それが芸能人になったという事例もありました。

当然、上手くいく事ばかりではなく、そうとうトラブルもあったという話です。

しかし、時代が移り変わり、一般人を使うよりタレントを使う方が楽で、問題も少ないとなったようです。

〇 エンペラー吉田映像 👇

内容がよく分からないアニメが放映されていた

内容かよく分からないテレビアニメが放送されていました。

どういうことかと言うと、アニメを説明しようとしても、どういう系統のアニメなのか、何を主題としているのかなど、うまく説明できないのです。

「機動戦士ガンダム」や「巨人の星」「ドラえもん」なら、何のアニメか子供でも説明できます。

しかし、「じゃりン子チエ」や「おじゃ漫画山田君」「ホワッツマイケル」など、すぐに何の漫画か説明できません。

  〇 じゃりン子チエ映像 👇

よく分からないドキュメントが放映されていた

昭和のテレビを語るうえで、キーワードとなる言葉が、「怪しさ」ではないでしょうか。

それがよく表れているのが、ホントか嘘か分からないドキュメンタリー番組が放送されていました。

川口浩探検隊をはじめ、超能力のユリゲラー、心霊番組の冝保愛子などの人物にスポットを当てて特別番組が放送されていました。

患部を切り開かず、手で病気の部分を揉んだだけで病巣が出てくるという謎の心霊治療という如何にも怪しい番組もありました。

後にそのほとんどが嘘、ヤラセであることが判明したのですが、中には未だにはっきりしないモノもあります。

夢のある時代だったといえなくもないですし、情報が少なくそういうことを信じやすい環境にもありました。

  〇 川口浩探検隊映像 👇

最後に

昭和から平成にかけて日本の経済が右肩上がりの中で、テレビ番組も同様に成長していき、その中で様々なコンテンツが生まれては消えていきました。今見ると、おかしな部分が多々ありますが、それは長い年月をかけて変化していった結果であり、昔があるから今の姿があると思うとより貴重に思えるのではないでしょうか。

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