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パチンコ

何故そんなにもパチンコにハマるのか?

パチンコをやらない人にとっては、パチンコに何故それほどお金を使ってしまうのかと不思議に思うかもしれません。そこには、単に他の楽しみがないや日常のストレス発散だけでない、人それぞれの様々な理由があります。ここでは、パチンコにハマる原因を紹介していきます。

どうしてなけなしの給料までパチンコに費やしてしまうのか?

コンコルド効果

ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。

コンコルド効果 - Wikipedia

これは、その日に使った金額のことでも言えますし、パチンコ全体に費やした時間やお金、労力にも当てはまります。

自分が費やしてきた物が無駄になることが惜しいので、本当は止めたいのに止めることを拒んでいるのかもしれません。

ハンドルを握るまでの高揚感

パチンコの楽しみの一つに、パチンコを打ちに行く前日やその日の朝のワクワク感があります。

特に休日の夜など、明日は「どの店の」、「何という台」を打とうか、などを想像して楽みます。

昔は前日の夜に、お目当ての店のお目当ての台の数日間のデータを見に行くなんてことをやっていました。

現在は、スマホで台のデータはすべて見られるので行く必要がなくなりましたが、スマホを見ながらいろいろと想像して楽しんでるのではないでしょうか?

そして開店前に店に並び、店のドアが開いた瞬間、お目当ての台に猪突猛進していくなんてことも楽しみの一つです。

単純にパチンコ台との勝ち負けだけでなく、台を巡り、客同士と争うこともパチンコを熱中させる一つの要素ではないでしょうか。

孤独を紛らわせる

パチンコをやる理由の一つにあるのが孤独ではないでしょうか。パチンコを打ちに行く人は孤独な人が多いイメージです。

実際、ボクなども引きこもりで友人付き合いがなくなったので、パチンコをしていたという面もあったくらいです。

好む好まざるに拘わらず、パチンコは孤独な遊戯です。

台には一人で座って打ちますし、パチンコの事は、やっている人間でしか理解できませんし、人によっては白い目で見たりもしてきます。

だから、パチンコを通じて仲良くなることもありますし、パチンコの情報などを交換して仲間意識が芽生えたりもします。

光の効果

皆さんは光の効果をご存じでしょうか?

人間は大昔から、闇を怖がり、光に惹きつけられてきました。だから、光には安心感があり、惹きつけられるのです。コンビニなどがわざと明るくしているのはそのためです。

光にはその他にも様々な作用があります。安心感だけでなく、色によっては、高揚感や不安感を抱かせます。

パチンコ店には至る所に光の効果が使われています。

店内はもちろんの事、店外にもモニターやネオンが煌びやかに彩られています。

光の効果を使って、パチンコをより演出して、依存度を高めているのです。

ドーパミン

ギャンブル好きがよく言っている、当たった時の瞬間の快感、いわゆる脳汁といわれるものですが、それは主にドーパミンと言われる脳内物質のことです。

ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

ドーパミン - Wikipedia

ドーパミンとは本来、生存において必要な物質ですが、依存させる効果もあります。ですので、パチンコをやることでドーパミンが出ると、パチンコに依存していきます。

パチンコには至る所に脳汁が出る場面があります。

自分のお目当ての台に座れた時なども脳汁が出ているのではないでしょうか。

そして大当たり、連チャン、勝った時に景品交換の優越感は至福の瞬間です。

また、勝っている時だけでなく、負けている時もまた脳汁が出ると言います。

人生をかけた勝負、手持ちのお金、ラスト一万円をツッコんで打つ。負ければ、次の給料日までお金が無い状態、そんな瀬戸際の勝負の時に脳汁がどばーっと出るのです。

しかし、そういう人はもう完全にアウトなので、誰かに相談した方がいいでしょう。

演出効果

パチンコには、様々な演出があり、パチンコを打つ人を熱中させます。

光や音だけでなく、パチンコの機種においても多彩な演出で楽しませてくれます。

よく言われる激アツなどがそれです。

リーチアクション、背景絵柄、文字の色、○○群など、それぞれの機種に施された演出で、そのリーチが当たりやすいのか否かを打っている人間が期待するのです。

そして、激アツリーチが来て、長いリーチの末に、大当たりしないと台を叩いたりしてしまうのです。

この時が一番ドーパミンが出ているのではないでしょうか。

非日常感

パチンコ店の店内に入って見ると分かりますが、各店舗こだわりの装飾に彩られて、どこも非日常を演出しています。

パチンコ・パチスロにハマる人の多くが日常に憂さを抱えていたりするのではないでしょうか。

そういう人たちが一瞬でも、その憂さを晴らすために非日常である空間であるパチンコ店にいってしまうのです。

人生には息抜き、ガス抜きが必要です。そのための場所としてパチンコ店が担っているのは間違いありません。

最後に

パチンコは、プレイヤーを熱くさせる効果があり、店やメーカーはそれを計算しているから、ハマってしまうのは当然です。パチンコを止めたい人が一番最初にやることは、パチンコ店には絶対に近づかないことです。

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