改めましてkitajinです。
人間生きている限り、誰しもストレスを感じています。しかし、人によってストレスの受け取り具合が違います。同じ状況に置かれても、ストレスが体に及ぼす影響が違っているのです。では、ストレスを溜めないで、快適に生きていっている人はどうしているのでしょうか?ここではそのヒントを紹介していきたいと思います。

ストレスを感じにくくする生活
よく寝る
睡眠はどんな薬よりも効果があります。
睡眠は、脳の疲れを取り、夢を見ることで記憶が整理され、脳がリセットされた状態になるのです。
そんな状態でストレスを感じた時と、あまり寝てない状態では、ストレスの感じ方が違ってくるのはわかると思います。
何より、睡眠不足が既にストレスなのです。
しかし、現代人の多くは日常の雑事に追われ、睡眠時間を確保する事をおろそかにしています。
進んで、ストレスを感じた状態で、日常を過ごす方を選んでいるのです。
自分の適性の睡眠時間を知って、睡眠をしっかり確保するように心がければ、多少のストレスはやり過ごせるのです。
心にゆとりを持つ
心にゆとりを持つとは、日常生活に意識的にゆとりを持たせるということです。
ギリギリに行動するのではなく、常に余裕を持って行動するとか、他人のミスを許すとか、ゆとりを意識することで、ストレスを感じなくさせます。
心にゆとりを持たせるためには、心にスペースを開けなくてはなりません。
日常に余分なモノを排除して、スッキリさせれば、おのずと余裕がうまれてくるものです。
日ごろから余裕をもつことを心掛けてみてはいかがでしょうか。
暴飲暴食をしない
ボクの考えでは、食べるという行為はストレスです。
まず何を食べようと考え、その食べ物が、体に良いのか悪いのかを考え、食料品を買ってきて、料理を作り、そして食べる。
一体いくつのプロセスを踏んでいるのでしょうか。
更に、食料品を買ってこなくても、また料理も作らなくてもストレスは尽きません。
食べる時間帯だの、太る食材だの、食費がどうのと、どれだけのストレスと抱えて、食料を口に運んでいるのでしょうか。
その上、必要以上に食べるのですから、どれだけ体に負担をかけているのでしょうか。
暴飲暴食はストレス解消になる、とおっしゃる方もおられるでしょう。
しかし、たくさん食べた食物は、胃から腸へ下りていき、その間、内臓は働き続けているのです。
つまり、体が休んでいないということで、当然、脳も休まっていません。これが、ストレス原因となる場合があるのです。
ストレス解消のため食べるのではなく、食べることがストレスを誘発している。
それに食べたものによってもストレスがよりかかりやすくなるモノもあります。
外部から体内に入ってくるものは、慎重に選ぶことをお勧めします。
自発的に行動をする
自発的に動くとは、原因を自分に出来ます。
ストレスの一つに、原因が他人にあると思い込むことで起こるモノがあります。
「あの人がああしてくれなかったから、こうなった」とか、「あの人のせいで~」と考える前に自分から行動しましょう。
他人を動かすストレスより、自分で動いたストレスの方が少ないですし、たとえ失敗しても、自己責任ということで改善の余地があります。
それとボクは、人は動くことでエネルギーを作り出している、自家発電できる生物だと考えています。
より多く動く人が、社会的にも成功を収めていることは周知の事実でしょう。
自分の思うように動けることがストレスを感じさせないようになるのです。
予想する
事前にどんなことが起きるかわかっていたら、ストレスが減ると思いませんか?
例えば、渋滞に巻き込まれることを事前にわかっていたら、その道を回避するとか、人はミスをするモノと想定していたら、怒らずに対処にかかる時間も違っているでしょう。
人生は不測の事態が起きます。
すべてを網羅して、予想しておくことは不可能ですが、不測の事態に対する心構えはしておいた方がいいでしょう。
こだわらない
ここでいうこだわりとは、自分で自分を檻の中に閉じ込めてしまう思い込みのことです。
自分なりにこだわることで、自分を保つという面があることは解りますが、それが結局、自分の行動を狭めたり、苦しめる要因になったりする場合もあります。
例えば、「自分が社会のルールを守っているから正しい」ということはよくあります。
確かに社会のルールからすればそうかもしれませんが、それを押し付けて言い争いになり、ムキになることが必ずしも良かったのかどうか、微妙なところです。
かと言って、何も言わない方がストレスになるという人もいるから一概には言えませんが、自分の守った正義が、自分を苦しめることもあることを知っていて損はないと思います。
溜めない
日頃から何事も「溜めない」ことを心掛けた方がいいです。
忙しいは、ストレスになります。
明日やればいいとか、まとめてとか考えていると、塵も積もれば山となる、ドンドンと日常に押しやられて、頭が忙しくなってしまいます。
頭の中を整理して常にすっきりさせれば、多少のことがあっても慌てたり、イラつくことが少なくなります。
ストレスを感じなくするには、毎日の生活習慣が大切になります。ちょっとした気遣いで、ストレスの感じにくい生き方ができるようになります。
ストレスを感じている時の対処法
自分がストレスを感じていると認識する
ストレスを感じている時に、「今、自分んはストレスを感じている」と自覚してみてください。
ストレス下にいるとき、自分でストレスを自覚しているのと、そうでないとでは、ストレスを感じる強さが違ってくると言われています。
ストレスを自覚すると、それだけでストレスが軽減されるというのです。
自覚することで、客観視できますし、冷静になれます。
ストレスを容認する
これは上記の続きですが、「今自分はストレスを感じている」と自覚したあと、「このストレスは体に悪くないんだ」と認めてあげることで、更にストレスが軽減すると言われています。
実際に脳は、そのストレスが、良いストレスなのか、悪いストレスなのかを分かっていません。
それを後から感情が、これは良くないストレスだと言い聞かせることで、ストレスが悪いことにされているのです。
だったら、実際はどうであれ、「このストレスは、良いストレスなんだよ」と容認することで、いいストレスに変わってくるわけです。
ストレスを感じている時に、試してみてはいかがでしょうか?
深呼吸する
ストレスを自覚して、容認しても、ストレスを強く感じている影響はすぐには消えません。
そんな時には、深呼吸しましょう。
ゆっくり深呼吸をすることで冷静さを取り戻していきます。
一回で足りなければ、二回、三回と続けていけば、冷静になっていくはずです。
その場から離れる
ストレス要因と戦ってはいけません。
勝ったからといって、自分の陳腐なプライドが満たされるだけです。
もし、自分が離れたことがストレスになるのなら、戦うのもいいですが、あまりお勧めはしません。
戦うとことは、ストレスと関わる時間を増やすだけです。それが結局、自分のストレスとなって返ってくるのです。
それでも、ストレスと戦い人は戦ってください。
視線を外す
視線を外すとはその場から離れられない時に使います。
例えば、誰かに怒られている時、怒られていることに集中しているのではなく、意識を他に逸らすということです。
ストレスにまともに対するのは大変です。
ストレスを上手に逃がす術を学びましょう。
またストレスをストレートにぶつけてくる人間には、くれぐれも気を付けましょう。
ストレスを感じた後に心がけること
根本原因を人生から追い出す
何がストレスとなっているのか?それをよく見つめなおしてみましょう。
例えば、自分を怒ってくる人の何がストレスになっているのか?
叱責されていることか?
怒られることが、理不尽に思えるのか?
それとも、そもそも機嫌が悪かったのか?
など原因がわからずにいる場合、これをよく突き詰めて考えて、ストレス原因を排除しなくては、何時まで経ってもストレスに付きまとわれてしまいます。
引きずらない
ストレスの厄介なところは、直接、ストレスを受けている時間よりも、その後の方が長く苦しめられるということです。
まだ会っていないのに、朝から嫌いな人間に会う日は憂鬱になるものです。
それは頭の中の想像により、嫌な場面を再現して、何度も刷り込んでしまっているからです。
起きたことを何度も思い返して、嫌な思いになるのは止めにしましょう。
そして、まだ起きてないことに、心を割くのはやめましょう。
よく寝る
よく寝れば、脳が感情をリセットしてくれます。
この時、気を付けることは寝る前まで考えないこと、起きてから考えないことです。
せっかく脳が回復してくれたのに、また同じ状態に自分で戻しているのです。
いい眠りをして、嫌なことを昨日に置いて、新しい朝を迎えましょう。
暴飲暴食をしない
嫌なことがあるとどうしてもはけ口を見つけたくて、暴飲暴食になりがちになります。
しかし、暴飲暴食は一番大切な睡眠の妨げになりますし、食べたそのときは満足かもしれませんが、前に話したように、食べること自体がストレスを誘発してしまうのです。
ストレスだけでなく、健康のためにも暴飲暴食は控えた方がいいでしょう。
しかし、ストレス解消のために必要以上に食べてしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、寝る数時間前までに留めるというように決めるべきです。
運動をする
運動をするとストレス解消になります。
それはイライラしていた意識が他に向かうのと、体力を使うことで睡眠の質を上げることにあります。
これは完全に僕の考えで、勝手な想像ですが、ストレスとはウィルスのように免疫力の低下と関係しているように思えます。
ですので、免疫力が低くくなるような生活をしているとストレスを強く感じ、逆に免疫力を高める生活をしているとストレスに耐性がつくのではないでしょうか。
運動は免疫力がつく行動なので、ストレスにもいいのです。
お風呂に入る
入浴にはリラックス効果があるとともに、血流をよくして睡眠の質を上げます。
シャワーだけの人がいますが、湯船にしっかりと浸かったほうが、よりリラックス効果が得られます。
毎日、寝る一時間前に湯船につかり、快適な睡眠を心掛ければ、翌朝、いい目覚めになり、ストレスが消えていることでしょう。
笑う
笑いには二つの効果があります。
一つは意識を別のところに向けるのと、もう一つは笑うことでリラックス効果が得られるということです。
よく笑う人は長生きだといいます。それは、笑うことで免疫力がつくからだといわれています。
逆にストレスを感じると、免疫力が低下するといわれています。
よく笑い、免疫力を付けておきましょう。
※おすすめのコメディー映画
ストレスを認める
ここでも、ストレスを認めるとは、客観的視点でとらえるということです。
思い出して、悔しい思いをするだけで同じようなストレス状態になります。
逆にストレスを認め、受け入れることでストレスは軽減していきます。
ストレスを自覚して、認めることによって和らげていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか、参考になりましたか?
最前でも言ったように、ストレスは生きている限り必ずかかります。それをどう捉えるのかが、その人を生きやすくするのかを決めるように思います。しかし、本当にキツいストレスを受けたとき、上記のようなことが果たして役に立つのか、僕にもわかりません。人間、そんな強い生き物ではないですし、上手に生きれる人は、それだけ恵まれているとも言えます。それでも、少しでも今より楽に生きたいなら、日ごろから、ストレスに気を遣う生活をしていかなくてはならないのではないでしょうか。