改めましてkitajinです。
ボクは長年、どうすればよい睡眠ができるかを考え、いろいろな本を読んで実践してきました。その中には短眠のように、少ない時間で長時間寝たのと同じ効果を得られるというものもありました。しかし、自分には合っていませんでした。そもそも自分は、しっかり眠らなければダメなタイプだったのです。睡眠で大切なことは時間ではなく、如何によい睡眠ができて、日中によいパフォーマンスができるかどうかです。

しっかり眠らないとどうなるか?
自分の適正睡眠時間を寝られないとどうなっていくのか、考えてみましょう。
記憶力が低下する
脳が十分に休まっていないと、新しいモノを詰め込む余裕がなくなります。
それにより、記憶力の低下が起こります。
脳疲労により、意識が朦朧として、記憶力や判断力、集中力などが低下してしまうのです。
酷くなると、まるでお酒に酔ったようにボーっとした状態になってしまいます。
余裕がなくなる
脳が疲労して、考えることがうまくでき無くなれば、おのずと余裕がなくなります。
些細なことでイライラしたり、上手く考えられないので、情報の処理も上手にできません。
集中力もないので、一つのことを深く考えることもできなくなります。
老ける
眠らないと老化も早くなります。
脳が疲労しているということは、肉体も疲労していくということです。
回復力が弱くなり、老化が進んでいきます。
免疫力が低下する
眠らないと免疫力が低下します。
起きているということは常に活動しているということです。体が休まることができずに、外敵に対しての防御態勢が整わない状態なのです。
ですので、寝不足の時は風邪にかかりやすくなります。
日常がつまらなくなる
よく眠らないと、情緒にも影響が出ると言われています。
脳がうまく機能していないので、感情がうまく表現できなくなったり、何をしても面白く感じることができずに、無感動になります。
精神的にも影響が出やすくなります。
心地よい目覚めの得るための心得
自分に合った寝具で寝る
自分に合った寝具、特に枕の高さには気を付けた方がいいと思います。
ボクは一時期、寝具に凝って、値段の高いものを買ったこともありますが、あまり効果は得られませんでした。
これはあくまでボクの感想なので、世の寝具を批判するわけではないです。
しかし、寝具の値段より、良い睡眠とは程よい疲れ、布団の中の温度、深い眠りを妨げる生活習慣の排除で得られると思います。
そして僕のおすすめは、パジャマです。
パジャマは、「これを着るときは寝るときだけ」という心構えのために着るのです。
言わば、眠るための制服というわけです。
適正睡眠時間を知る
自分が一体どれだけ寝れば、いい目覚めを得られるかを知る必要があります。
よく人間の睡眠は、七時間、前後一時間くらいが適正睡眠時間だと言われていますが、個人差があるので、自分で確かめることが一番だと思います。年齢や生活習慣でも変わってきます。
それを知るには、毎日、目覚まし時計を使わずに何時間で目が覚めるかを調べると、だいたいどれくらいかわかります。
それができない人は、休日などを利用して、目覚ましなしで寝てみて、普段よりどれくらい寝ていたかを調べてみるのもいいでしょう。
いつもより多く寝ていれば、睡眠が足りていないということになります。
あと睡眠不足は、体調の変化にも表れます。
風邪をひきやすくなったりとか、鼻水が出やすいとか、訳もなくイライラしている、忘れっぽいなども睡眠不足で引き起こされます。
日頃から寝れるときは、寝るようにしましょう。
食べすぎない
寝床に入る前に、何かを食べると良質な睡眠が取れなくなります。
寝ているときに胃や腸に食べ物が入っていると、それを消化させるために内臓が活動している状態となり、睡眠の質が低下するというわけです。
ですので、寝る前最低三時間前には食べるのをやめましょう。
お風呂に入る
お風呂に入り、体温を上げて、寝るときに布団の中が二十六度くらいになると、睡眠を誘発されると言われています。
お風呂でその日の疲れやストレスを洗い流し、スッキリした後に、布団に入れば、良質な睡眠をとれること間違いなしです。
ちゃんと湯舟に入って、体を温めましょう。
考え事をしない
布団に入ってから、つい考え事をしてしまうことはよくあることです。
しかし、それが大きな悩み事などだと、眠れなくなったり、せっかく脳が休もうとしているのに、それを妨げることに繋がってしまいます。
布団に入った後は眠る以外はしないようにしましょう。
お酒は飲みすぎない
お酒を飲まないと眠れないという人がいますが、お酒を飲むと深い眠りに入れないといわれています。
お腹の中に食べ物や飲み物が入っている状態では、良質な睡眠が取れなくなります。
更に、寝る前にお酒を飲まなければ、夜中、尿意で目が覚めることもありません。
ボクもお酒を飲んでいた時期は、夜中に目が覚めて、そこから眠れなくなることがありました。
お酒を飲むのをやめたら、朝までぐっすりと寝られるようになりました。
体を疲れさせる
深い眠りに入るためには心身ともに疲れた状態で、寝具に入るのがいいといいます。
そのために日常を全力に頑張って、お風呂に入って、寝るという好循環のサイクルに入った方がいいでしょう。
深い睡眠を長く取れれば、それだけ目覚めもよくなります。
毎日をよい疲れを感じられるように心がけていきましょう。
寝ることは明日の準備だ
何のために眠るのか?
それは明日の戦いのための準備のためです。万全な状態で朝を迎えるために寝るのです。
そのためには、その日の疲れを残さずに、回復させることが使命となります。
だったら、少しでもいい眠りを得られるための準備をするべきではないでしょうか。
今日のことは、よいことも悪いことも置いていき、また次の日を新たな気持ちで迎えましょう。
おやすみなさい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?参考になりましたか?
一日二十四時間は誰にでも平等です。だから、起きている時間を長くすれば、それだけ活動ができて、多く生きているように思ってしまう。ですが、結果、疲れを引きずり、眠ったような状態で毎日を過ごしている。それなら充分に寝て、常にいいパフォーマンスを出せるように心掛けた方がいいと思いませんか。