改めましてkitajinです。メモをすることにより、どのような効果が生まれるか、簡単にまとめてみました。
メモを取ることは、恐ろしく簡単に、良い変化を生活にもたらしてくれます。 たくさんの著名人が、メモの効果などの著作を出版されているので実証済みだと思いますが、まだ馴染みのない人はこみてくださいの記事を読んでみてください。

メモを取ることは何がいいのか?
残すことができる
目の前を通り過ぎていく様々な情報、頭に浮かぶ様々なアイデア、やらなくてはならない仕事や用事……。
現代人の脳は、それら処理に追いついていません。
そんな膨大なタスクをこなすために役に立つのが、メモを取ることです。
メモの一番の効果は、書いたものが残るということで、今ある頭の中の物を残しておくことができるということです。
残したことはメモが無くならない限り、忘れません。
そして、いつでも見直して、思い出すことができるのです。
整理できる
メモを取ることで、頭の中にある考えをいったん外に出して、可視化できます。
可視化とは、「本来、見えないモノを見ることができる」という意味があり、自分の考えをメモに残すことで、自分の考えを見ることができます。
数学を思い浮かべるとよく解ります。
数式を頭の中で思い描くのと、実際紙に書いてやるのでは、解ける難易度が変わってくるはずです。
可視化することにより、脳の中で、情報やアイデアを整理することができ、答えが導きやすくなります。
繋がる
メモを取ることで、アイデア同士を繋げることができます。
新しい情報と古い情報、まったく別のジャンルを掛け合わせて、新しいモノができることもあります。
あと、コミュニケーションの場においてもメモは繋がりを呼びます。
人に会うスケジュール、初めて会った人の特徴、話題になりそうな事柄などをメモに残して置けば、円滑なコミュニケーションに役立つのではないでしょうか。
置いておける
現代人は誰でも忙しいです。
様々な仕事をこなし、その上で趣味や付き合い、更に、自分を成長させるための努力までしている。
そんな追われた日々の中で、ふと芽生えたアイデアを逃さないためにメモを取っておく。
そうしておけば、アイデアは一旦おいておけて、好きな時に取り出して、眺めることができます。
広がる
メモをすることで、可能性が広がっていきます。
それは、メモしたことで残したモノが、整理されて、繋がっていくからです。
最初は、ほんの小さなアイデアだったのが、自分の中で膨らんでいき、やがて自分の中から飛び出して、外へ広がっていくというイメージです。
メモは、可能性が無限の広がりを見せる第一歩なのです。
冷静になれる
メモすることで、可視化できると書きましたが、可視化することで冷静になれます。
どうしても、頭の中でだけ考えていると、冷静な判断ができないこともあります。
そんな時、考えを外に出してみてはどうでしょう。
メモに書いたことを見てみて、それがどういうことかを冷静に考えることができます。
日頃、思っていることを何でもいいので、書き出してみましょう。
気持ちがすっきりします。
能動的になれる
メモをすることは能動的なことです。
誰に指示されたわけでもなく、自分が自分のためにするのです。
考えたことを忘れないので、実行力が上がります。
考えを整理して、自分が何をすべきかわかるようになります。
アイデアを繋げて、広げられるようになります。
コミュニケーションが円滑になり、人の輪が広がります。
冷静な判断ができるようになり、気持ちが楽になります。
よって、自然に能動的になれます。
どういう人にメモすることがおススメか?
忘れっぽい人
誰でもメモは有効ですが、特に、「忘れっぽい」と注意を受ける人にはおススメします。
現代人は、毎日、数千の決断をしていると言われています。
それだけでもしんどいのに、更に、忘れっぽいと人に注意を受けていることが、更にストレスになります。
その悪循環を断つためにメモを取り入れてみてはいかがでしょうか。
メモを取れば、忘れ物はなくなるし、更に自分を高められるので、一石二鳥になります。
忙しい人
忙しい人は、メモが必須です。
特に自分が忙しいと感じているのに、メモを取っていないのは危険です。
「自分は頭がいいからメモなんていらない」としているかもしれませんが、本当に頭がいいのなら、体が忙しくても、頭は忙しいと感じないはずです。
メモを取れば、間違いなく、頭の中の忙しさはなくなります。
成長したい人
メモは記録です。
人間、記録を残して置かないと、自分の成長がわかりづらいものです。
自分がどうしたいのか?どうしたか?を日々、記録しておけば自分の成長が見えてきます。
自分のなりたい姿を描いておき、そうなるためにどうすればいいのか具体的に考え、実行していく。日々、ステップアップしていけば、間違いなくその目標に近づいていきます。
目標に到達できないのなら、何がいけないのか、どうすればいいのかを書き出して、修正することで、更に成長できるでしょう。
創造的になりたい人
クリエイティブになりたい人にもメモは必須です。
というのは、思いついたアイデアとは不完全なモノだからです。
それをまとめ上げ、人に見せられるまで高められるのは、書き出すことが一番効率的です。
別々のアイデアを結び付けて考えれば、その答えは2ではなく、3にも4にもなる。
それがメモの効果です。
思いついたモノを書き留めておく、というよりドンドンと吐き出していく。
そうすることで新たなアイデアも生まれやすくなります。
健康的になりたい人
メモするだけで健康的になります。
まるで、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話ですが、本当です。
まず、メモで頭が整理されれば、ストレスが減ります。
不摂生な生活をメモに書き出せば、可視化されます。
自分の理想を書き出せば、改善することができます。
誰だって、不健康になりたくてなるわけではないはずです。
自分は大丈夫と思い、今の生活を続けている。
現在の自分を書き出せば、もう、そこからは不健康な生活とはおさらばできます。
メモをするための心得
整理して書く
一年ごとの大まかなスケジュールと目標。
毎日の予定と実際の行動。
仕事とプライベート。
思いついたアイデアをメモしておく場所とアイデアを形にする場所。
これらすべてを分けておくことで、すぐに見てわかるようになります。
気づいたら書く
何時でもメモができるように、スマホのメモアプリでもいいので、手帳などを持っておく。
メインの予定を書く手帳は、紙の方がいいとボクは思いますが、それは個人の好みでも構いません。
メインの手帳はスケジュールなどをわかりやすく、見やすいようにきちんと整理しておくことが肝心です。
メモを見返す
書いて満足しないようにしましょう。
毎日必ず一回は見返して、思い出す。
そして、自分のすべきことをきちんと計画を立てるようにしましょう。
すきま時間を利用して、メモを見返すのもおススメです。
形にしていく
書き留めたことはそのままにせずに、必ず何らかの形にしていきましょう。
成果が新しいものを生み出す原動力になりまります。
充実した毎日を過ごすためのモチベーションにもつながります。
まとめ
いかがだったでしょうか?メモの効果を想像してもらえましたか。
ボクがメモを取ることで、それまでとの違いを実感できたのは、頭がすっきりして、自分のやるべきことが見えてきたことです。そこから少しずつ、変化が訪れたような気がします。メインのメモ帳をひとつ持っておいて、そこに年間を通しての予定と目標、実際の行動、アイデアなどを記していくと、一年前の自分との変化が確実に実感できます。