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kitajin流 歴史の歩き方

改めましてkitajinです。ここでは歴史を趣味にする、を考えてみたいと思います。

 自分の暮らす町を見渡せば、必ずどこかに歴史的なモノが溢れていることに気づかされます。それは先人たちが脈々と受け継いできた営みが現在に続いているので当然ですが、つい現在を生きている我々は忘れがちになってしまいます。そんな過去を、たまには振り返えることで、今があることに感謝できるのではないでしょうか。また、過去に学び、過去を知ることで、未来を予測できるきっかけにもなるかもしれません。

歴史を探す散歩

偉人

自分たちの町にどんな偉人がいるのかを調べるのはどうでしょう。

その地で産まれ育った人がなぜ偉人となったのか、またその人が残した功績が現代まで残っていると知ることで、今まで見てきた風景が変わるかもしれません。

産業

産業もまたその土地ならではのものです。

風土、地理、特産物で産業が作られ、そこに人が集まり町ができます。

かつて鉱山などが掘られた土地では人々が集まり、町ができ、そこから発展していきました。

産業によって、人が動き、町が出来て歴史が作られるのです。

風土

風土の歴史は、その土地にある自然の恩恵です。

その土地を形成する気候、地理的条件などを利用して出来た産業や風習などを改めて見て回るという事で、過去の人の暮らしが見えてきます。

自然に合わせて生き物は変化して生きていかなくてはならない。

風土を知るとこで、それがよく解ります。

風俗

人が暮らしていることで、できる風俗もまた歴史を学ぶことで多くのことを知ることができます。

産業が発展して、そこに人が集まれば、人々の生活が営まれ、風習、風俗が出来上がっていきます。

それは現代にお祭りだったり習わしとして残されており、そのルーツを辿ることで今よりもっと楽しめるのではないでしょうか。

建物

建物もまた歴史を知るうえで参考になるモノです。

建物は歴史を映し出す鏡であり、古い建物はそれだけで歴史的価値があります。

建物に触れることで、利用してきた人々が見えてきて、何を思い生きてきたかを垣間見ることができます。

道具

道具を見れば、その時々の人の生活水準と何が大切かを知ることができます。

昔の人たちは、身の回りにあるものを上手に使って、余すことなく生活に取り入れてきました。

そういった生活の知恵を道具から見ることができるのではないでしょうか。

歴史的事件

学校の授業やドラマや小説などで取り上げられる歴史的事件の現場を見て歩くこともまた興味深いモノです。

過去に事件が起こった場所はすでに現存していない場所が多いでしょうが、それでも、その地に立ってみれば、かつてその場所で起こった事件を思い起こし、感慨深い思いに駆られるのではないでしょうか。

暦で見る

特定の時代にスポットを当ててみるものいいものです。

戦国時代や江戸文化と一口に昔と言っても、数百年と間隔があり、まるで違うモノだと気づかされます。

現代ほど歩みは早くはないですが、その時代、時代で確実に進化を遂げていることに気づかされます。

どこを訪ねるか?

偉人ゆかりの地

一人の偉人のゆかりの地を追ってみるのもいいかもしれません。

例えば有名な土方歳三なら、東京に生まれ、新選組として京都に滞在し、その後、旧幕府軍として新政府軍に追われ、どんどん北上していきついに北海道函館の五稜郭で戦死したと言われています。

土方の当時の足跡を辿るだけでも相当な旅が楽しめると思います。

お城

日本には現存する城が多数あります。

また天守閣がなくても跡地なども多く、かつてそこがお城であったことに思いを馳せるのもいいかもしれません。

観光地になっている場所も多いので、周辺の施設や史跡を回って、一日過ごすのも楽しみの一つです。

神社仏閣

昔の人の信仰は現代人と比べ物にならないくらい身近なモノだったと言います。

今でも残っている神社の何々祭などは、昔の人の娯楽の一つであり、今でも多くの人を集める行事です。

神社仏閣を訪れるだけで、日常と違う感覚を味わえますし、気持ちが新たになります。

まさにパワースポットではないでしょうか。

史跡めぐり

史跡とは、歴史に残る事件に関係のあった場所・建物や遺構。文化財保護法で,貝塚・古墳・都城跡・旧宅その他の遺跡で我が国にとって歴史上・学術上価値が高く,重要なものとして文部科学大臣が指定したもの。

歴史的価値のある場所は全国に点在しています。

その一つ一つに歴史があり、人の手が掛かっているのです。

自然

自然は歴史を刻んでいるように見えませんが、間違いなく時を刻み続けています。

ゆっくりとした変化で、変わっていく自然を歴史的観点から見るのもまたいいものです。

例えば富士山などは、ずうっとあの場所にあって、その時々の人々の記憶に残っていると考えると感慨深いものです。

樹齢何百年の木なども、大昔の人もこの木を見て触っていたと思うと見方が変わってくるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?歴史を訪ねる旅に出たくなりましたか?

 僕自身、今まではそれほど歴史に興味がありませんでした。それでも四十を越えた辺りから、歴史に少しずつ興味を持つようになり、自分のルーツ、昔の人の生活、考え方、歴史を通して、どう変わってきたかということに関心が行くようになりました。歴史に興味を持つのは自分のことを深く知ることにもつながるのではないでしょうか。 

-kitajin