改めましてkitajinと申します。1983年にファミコンが発売され、少年時代のボクはファミコンにドハマりしまいました。ここでは、そんなボクがやってきたゲームの一部を紹介していきたいと思います。決して、ハマったソフトばかりではなく、挫折したソフトも紹介します。

ハマったゲーム ファミコン編 15作品
ロードランナー
ロードランナーは、1983年に発売されたファミコン初期の作品です。
ゲームの内容――ステージ内にある金塊を敵に捕まらずに取って脱出する、というモノです。
敵キャラは倒すことができず、穴を掘って落として一定時間動きを封じるだけです。
その後、敵は穴をはい出て来て、穴はふさがっていきます。
金塊を全て取るとステージ上に上に繋がる梯子が現れて、それを伝っていってクリアとなります。
単純に敵を動かなくして金塊を取るだけのゲームではなく、金塊を取る順番などを考えるパズル的要素もあるので、大人でも十分に楽しめる作品となっています。
アーバンチャンピオン
アーバンチャンピオンは、1984年に発売されたファミコン初の対戦格闘ゲームです。
ゲーム内容ーー画面中央に二人の男たちがいて、ひたすら殴り合い、体力を奪い、画面端に追い詰めるとマンホールに落として勝ちというモノです。
スタミナとタイムという数字があり、パンチを出しただでもスタミナが減っていき、くらっても減っていきます。
途中、パトカーやビルの上から植木鉢を落とす邪魔が入るという演出もあります。
スタミナがなくなると戦いづらくなり、画面外に追いやられると勝敗が決する。
三回相手を外にやると勝利となる。
当時はリアルな格闘モノがなかったので、シンプルな殴りあいであっても画期的なゲームでした。
対戦も出来て、友達同士で盛り上がったりしました。
サッカー
1985年発売のサッカーゲームです。
ゲームスポーツの中では、ベースボール・テニス・ゴルフに続く四番目の作品で、横スクロールの画面にボールを持つ選手をコントロールしていく内容となっています。
ゲーム内容――アメリカ・イギリス・フランス・ブラジル・ドイツ・スペイン・日本の七か国の中から選択出来て、レベルも五段階あります。
プレイヤーが動かせるのはボールを持っている一人だけで、Aボタンでボールを自分の前に蹴り、Bボタンで一番近い味方にパスをします。
自分以外のチームメイトはランダムに動き、レベルが高くなるほど、その動きは精密になっていきます。
しかし、このゲーム、キーパーがザルで、すぐにシュートが決まってしまうことが飽きる原因になっています。
慣れてくるとドリブルだけでキーパーも躱してゴールできるようになります。
アイスクライマー
アイスクライマーは1985年に発売になった縦スクロールのゲームです。
ゲーム内容――プレイヤーは最下層から、上に向かってブロックをハンマーで打ち砕いていきます。
途中に行く手を阻むように敵キャラが登場したり、砕けないブロックがあったりと、様々な障害物がありとプレーヤーの邪魔をします。
そして、最上層に行くとボーナスステージとなっており、そこで野菜をゲットすることでスコアが加算されます。
最後は一番上に飛んでいるコンドルに捕まればクリアとなります。
このゲームの面白いところは、二人同時プレーができて、協力プレーや、邪魔しあうことも出来るところです。
縦スクロールなので、どんどん片一方がどんどん上に登っていくと、もう一人は画面から消えて一機、消滅となります。
如何に相手のプレイ機数を失くしていくかを競うのです。
これが友達同士でやるとものすごく盛り上がったのを覚えています。
けっきょく南極大冒険
1985年発売のゲームで、一応、教育のためのソフトのようです。
ゲームの内容――主人公のペンギンを操作して、南極大陸を一周するというモノで、途中、氷の割れ目や割れ目から出てくるアザラシなどを避けながらゴールへと到達していきます。
ペンギンの背中が正面にあって、障害物が向かってくるようなゲームです。
障害物にぶつかると立往生となり、その分、時間が遅れて、時間内までにゴールへ到達できなくてゲームオーバーとなります。
ペンギンのキャラが可愛いほのぼのとしたゲームですが、難易度的にはあまりなく画面も変化が乏しいことで、すぐに飽きていしまうという欠点があります。
スパルタンX
1985年発売の横スクロールのアクションゲームです。
ゲーム内容――主人公が進んでいくと敵が前後から現れるので、それを蹴り、パンチで倒していくというモノです。
次々と現れる敵をと倒していく各ステージにボスがいて、そのボスを倒すと次の階に進めます。
全5ステージあり、最後にボスを倒して、攫われた恋人を救うという内容となっています。
ハマった点――このゲームの楽しいところはとにかく次々と現れる敵をバッタバッタと倒していくところにあります。
特に飛び蹴りが強力で、それ一撃で、雑魚なら一発、ボスでも体力ゲージがかなり減ってしまうのです。
また各ステージのボスも個性豊かで、楽しめます。
残念なところは、昔のゲームなので仕方ありませんが、これだけ楽しいのに5面しかないことでした。
アトランティスの謎
1986年発売の横スクロールのアクションプレイゲームです。
ゲーム内容――主人公を動かして、ゾーン内を進んでいくと途中に敵が現れたり、落とし穴があったりして落ちたり敵に触れると一人消滅します。
ゾーン内には他のゾーンへ移動できる扉があり、様々な面に行けるのですが、順番通り進むわけではありません。
全100面で、普通に扉を探して入るだけでは100面にも到達できないというとても癖が強いゲームです。
当然、子供時代のボクはこんなゲームクリアできるわけもなく、すぐに諦めてやめてしまった中の1つです。
グラディウス
1986年発売の横スクロールのシューティングゲームです。
ゲーム内容――プレーヤーは戦闘機を操って向かってくる敵を倒していくと、アイテムが現れるのでそれ取ると、スピードアップ・ミサイル・ダブル・レーザー・オプション・バリアといった項目から選べて、自分の戦闘機をパワーアップさせることができます。
そうやって装備をアップさせながら、各ステージをクリアしていき、全7ステージをクリアするのですが、また第一ステージから始まる無限ループとなっています。
ハマった点――このゲームは最初アーケードで流行っていて、それがファミコンに移植されたので大ヒットとなった作品です。
装備が完璧にそろった形で進んでいくのも爽快ですが、慣れてくるとあえて装備なしで挑むというようにレベルにあった楽しみ方ができるゲームでもありました。
スターソルジャー
1986年に発売された縦スクロールのシューティングゲームです。
ゲーム内容――こちらも戦闘機を操って、敵を倒していく作品でスピード感が楽しい作品でした。
ステージ上のPのマークを打つとSというアイテムが出て来て、それを取るとパワーアップして、弾が出る方向が増えていきます。
五方向から弾が発射されて敵を倒していくとステージボスが現れます。
全16ステージあり、敵の多さやステージの複雑性から子供には少し難易度が高いゲームでもありました。
ハマった点――このゲームがヒットした要因は、何と言っても連射という概念でしょう。
前年に発売された「スターフォース」という前身機から始まったゲーム性以外の楽しみ方、個人の才能の差をゲームで活かせることが子供たちに大うけしたのでした。
ボタンを早く押して、如何に多くの弾を発射できるかという点でゲームを楽しむことが流行して、それに伴いファミコン名人なる人々が現れました。
そのブームをさらに加速させたのがこのスターソルジャーで、ついにはボタンを押しっぱなしで一秒間に16発弾が出るコントローラーまで出て、ヒットしました。
マイティーボンジャック
1986年発売の横スクロールと縦スクロールがミックスされたアクションゲームです。
ゲーム内容――主人公を操作して、アイテムを取ったり、敵を避けたりしながら、画面を移動して次の扉へと入るゲームです。
途中、宝箱などがあり、アイテムを取っていくのだが様々な仕掛けがあったり、隠し部屋があったりと一筋縄ではいかないつくりとなっています。
またパイティーというコインを取ることにより、パワーアップして、取れないアイテムが取れたりするが、Aボタンを押す回数で元の状態に戻っていく。
全256面と当時としては物凄い長いアクションゲームであり、とても子供がクリアできるものではありませんでした。
ハマった点――ゲームの難易度で、とてもクリアは出来までんでしたが、その操作性の爽快感はやっていて楽しいものがありました。
特にジャンプはAボタンを押し続けると大ジャンプをして、宙に浮いたままで移動ができる操作性が楽しい要因でした。
あとはその独特の世界観も何とも言えない面白さを感じさせてくれました。
ピラミッドの中の秘密を探るべく移動していく主人公。
途中、様々な部屋があり、更にある行動すると罰として拷問部屋に入れられたりするゲーム性がやっていて飽きさせませんでした。
ワルキューレの冒険
1986年発売のアクションロールプレイングゲームです。
ゲーム内容――主人公を操作しながら、画面を移動していき、敵を倒してアイテムを手に入れていったりするものです。
主人公「ワルキューレ」を操作し、復活した悪の化身ゾウナを倒してマーベルランドを救出することを目的としたゲーム。通常はアクションゲームとして進行していくが、キャラクターの成長などロールプレイングの要素が盛り込まれている。全体的に攻略ヒントが少ない上にアイテムの入手方法やどのアイテムが必要になるかが分かりづらく、アイテムの所持上限が少ないことから難易度は高い。より詳細な解説は#ゲーム内容および#設定などを参照。
Wikipedia
とあるように、当時、初めてのアクションRPGであり、攻略本も持たずに意味も分からずやったので、当然クリアどころか、先に進むことも出来ずに挫折したゲームの一つです。
ミシシッピー殺人事件
1986年発売のグラフィックアドベンチャーゲームです。
ゲーム内容――客船の中で起きた殺人事件を解決していくようストーリーです。
証拠品や証言を集めながら、進んでいって事件を捜査解決していく本格推理ゲームとなっているのだけけど、この作品、途中、理不尽なトラップが仕掛けられていたりして、いきなりゲームオーバーになったり、手詰まりになることもしばしば。
そういったこともあり、とてもじゃないけど攻略本なしでクリアするには難しいゲームでした。
プロ野球ファミリースタジアム
1986年発売の野球ゲームです。
ゲーム内容――プロ野球とうたった最初のゲームが本作です。
全10チームでペナントレースが争われ、自分の好きなチームを選ぶことができる使用でした。
更に観戦モードと言って、コンピューター同士の対戦が見られるシステムがあって、見ているだけでも楽しめるという画期的なシステムとなりました。
ハマった点――この作品は何と言ってもチームにも選手にも個性があり、更に自分の贔屓のプロ野球チームを使って、楽しめる点ではないでしょうか。
当時のプロ野球の球団全てを網羅したわけではありませんが、それでもここまで現実をリアルにプレイできるスポーツゲームの先駆けとなったのは間違いありません。
熱血硬派くにおくん
1987年発売のアクションスクロールゲームです。
ゲーム内容――不良を題材にしたゲームで、アーゲードで人気だったゲームをファミコンに移植したものです。
全四ステージをクリアするとまた第一ステージから始まるようになります。
内容は、街の不良たちを倒していき、最終的にボスを倒すと一面がクリアとなります。
各ステージには個性的なボスがいて、雑魚キャラも結構強いのが特徴的です。
当時は不良全盛期でもあり、そういった意味からもくにおくんシリーズはヒットしました。
ナポレオン戦記
1988年発売の戦略シミュレーションゲームです。
ゲーム内容――ナポレオンがフランス軍を率いてヨーロッパ諸国を平定するシミュレーションゲームです。
全7ステージ+敗れた後に出てくるステージ、の8ステージで構成され、兵を増やしたり、強化したりする本格シミュレーションになっています。
恐らくこういったゲームが好きな人にとっては面白かったのだと思いますが、当時のボクは、戦略シミュレーションゲームなどしたことがなく、とても面白いとは思えずに挫折したソフトでした。
まとめ
こうして振り返ってみると、当時のゲームの当たりはずれの落差の激しさに気づかされます。それとたとえしっかり作られていたとしても、当時のボクでは難しすぎて楽しめなかったというパターンもあります。当時は情報も少なく、そういう当たりはずれが分からない状態で、決して安くはないかセットを選んで買って、外れだったという事が多々ありました。子供ながらにカセットを買う時は毎回、賭けをしていたようなものです。
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