改めましてkitajinと申します。ここではやってきたゲーム第二弾としまして、スーパーファミコンを取り上げたいと思います。スーパーファミコンが発売されたのは1990年でボクが高校生の頃でした。

スーパーファミコン編
ファイナルファイト・ガイ
1992年にカプコンから発売されたアクションゲームです。
このゲームの生い立ちは少し複雑です。
元々、アーゲードで人気だった「ファイナルファイト」をスーパーファミコンに移植したのが1990年です。
しかし、その時、ゲーム容量の都合からアーケードで人気ナンバー1キャラクターだったガイを外してしまったのでした。
外した理由として、ストーリー上、彼は主人公の友人という三番手キャラだったからです。
極悪人たちに攫われた恋人を主人公とヒロインの父親(極悪な街の市長)、その友人ガイの内、誰かが助けに行くというのがアーケードのストーリーだったのです。
しかし、ゲームをすれば分かるのですがガイの操作性が一番優れており、爽快感があって、主人公とオヤジさんはパワーはあるが動きが鈍く、何より足が遅いのです。
ですので、ゲームファンの要望にこたえる形で本作が発売となりました。
ゲームの内容――横スクロールで動いていくと左右から敵が大勢現れて、次々に倒していくと言うものです。
敵は何種類かいて、それぞれに攻撃が異なりバリエーションがあります。
似たような背格好の敵もいるが、攻撃のバリエーションが少し異なり倒しづらくなっています。
各ステージにはボスがいて、キャラクターデザインや動きなど、どれも当時としては最先端で楽しめました。
特にステージ2のボス、ソドムの強さは、スピード、パワー共に異常でした。
のちにカプコンの格闘ゲームにも出てくるほどの人気キャラクターです。
その他にもステージが進むほどに敵の出現率が増え、難易度も上がり難しいゲームだったのでやりこむことができました。
全日本プロレス´ 世界最強タッグ
1993年メサイヤから発売されたプロレスゲームです。
当時の全日本プロレスの人気選手をタッグチームにして戦わせるというファンからしたらたまらない作品でした。
ゲーム内容――世界最強タッグ決定リーグ戦・世界タッグ選手権・三冠ヘビー級選手権・チャンピオンカーニバル・ジャイアントシリーズ・新春バトルロイヤル・馬場のプロレス道場と全七種類のモードがあり、楽しむことができました。
選手は、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組・三沢光晴&小橋建太組・田上明&川田利明組・スタンハンセン&ジョニーエース組・テリーゴディ&スティーブウィリアムス組・パトリオット&ジ・イーグル組・ダグファーナス&ダニークロファット組・ダニースパイビー&秋山準組、から選ぶことができます。
各選手の特徴をとらえており、選手の得意技はもちろん、入場シーンや途中にパフォーマンスを入れることができました。
※映像なし
ファイアーエムブレム 紋章の謎
1994年任天堂から発売されたシミュレーションロールプレイングゲームです。
ゲーム内容――第1部 暗黒戦争編・第2部 英雄戦争編からなっており、画面に端に敵味方別れて進んでいき、戦略的にコマを進めていき、敵と戦わせて倒していくというものです。
戦闘はオートですが、それぞれのキャラに防御や攻撃力が異なり、例えば、空を飛ぶものは攻撃力防御力共に強いが、矢が弱点であるといった特性に合わせて戦わせるという事が、ゲームを進めていく上で重要になります。
またこの作品は物語の部分が戦闘に大きく関わっており、上手く考えて操作させないとクリアできないこともあります。
重要キャラクターを敵にやられないようにしなければなりません。
ボクはこの手の作品が得意ではないので、確か、第一部で挫折したように覚えています。
スーパービリヤード
1994年にイマジニアから発売されたビリヤードゲームです。
ゲーム内容――「ナインボール」「エイトボール」「ローテーション」「ワンポケット」「スピードプール」など、11種類のゲームが遊べます。
遊びを通じてビリヤードの基本やゲームのルールについて学ぶことが出来るのが嬉しい点です。
全体的に落ち着いた雰囲気で、プールバーにいるような演出なのかもしれません。
いろんなビリヤードのゲームが楽しめるのですが、ほとんどナインボールかエイトボールしかやらなかった思い出があります。
コンピューターとの対戦も出来て、操作も球を打つ強弱方向など、細かく設定ができて楽しめました。
ザ・ファイヤーメン
1994年にヒューマンから発売されたアクションアドベンチャーゲームです。
ゲーム内容――主人公は消防士で、火事になったビルを火を消しながら、逃げ遅れてた人を助けながら、地下にある薬品の回収に向かうというモノです。
全6ステージあり、各ステージにはボスキャラの炎がいて、それを消すことでクリアとなり次のステージに進めます。
真上の視点の映像で、進んでいくと炎が出てきたり、バックドラフトが起きたりして、鎮火していく爽快感と、アニメチックなデザインですが火事という状況下の息の詰まる感覚があります。
ゲーム内にプレーヤーを助ける相棒がいますが、こいつは先回りして道を切り開いたりしてくれます。
動かすことは出来ませんが、進行する方向により動きを変えていくので、進行方向が重要になってきます。
それほど難しくはなく楽しめるのですが、一度クリアすると飽きやすいゲームです。
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
1994年にカプコンより発売されたアクションゲームです。
人気ゲーム「魔界村」に登場する悪魔「レッドアリーマー」 を 主人公 としたシリーズの3作目です。
ゲームの内容――レットアリーマーが魔界を進みながら、魔石を取って、パワーアップして敵を倒したり、技を駆使してフィールド内を進んて行くきます。
各ステージにはボスがいて、ボスを倒して先へ進んでいくという魔界村おなじみの展開でもあります。
ゲームの難易度はそれほどでもなく、慣れてくれれば簡単にクリアできる内容となっています。
肩がこらなずに遊べたのを覚えています。個人的にはヘッドバッドができるところが好きでした。
かまいたちの夜
1994年にチュンソフトより発売されたサウンドノベル作品です。
ゲーム内容――主人公は、冬山のペンションに訪れた大学生とそのガールフレンド。
二人の他に数人の客がいるペンションで、吹雪による立ち往生の中で起こる不可解な出来事と殺人事件。
途中、様々な選択肢があり、どれを選ぶかによってエンディングが変わっていくというサウンドノベルゲームです。
途中で、ストーリーが終わってしまうバッドエンディングをはじめ、たとえストーリーを最後まで進めたとしても、途中の選択を誤ったばかりに訪れるバッドエンディングがあります。
すべてを正確に行い、たどり着ける真のエンディングへはひと筋縄ではいかないゲームです。
ただし、すべてのパターンのエンディングを観た時点で、それ以上やる気が起きないのが大きな欠点でもあります。
クロノトリガー
1995年にスクエアから発売されたRPG ゲームです。
このゲームは当時、大きな話題を呼びました。
『ファイナルファンタジーシリーズ』(以下、『FFシリーズ』)の坂口博信、『ドラゴンクエストシリーズ』(以下、『DQシリーズ』)の堀井雄二、『ドラゴンボール』で知られる漫画家の鳥山明が並ぶということで『週刊少年ジャンプ』やゲーム雑誌では大々的に取り上げられた。
Wikipedia
とあるように、夢のような人たちがタッグを組んでドリームプロジェクトなるモノを作って出来た作品だからです。
ゲーム内容――主人公はクロノという17歳の少年で、彼が時空を行き来しながら自分たちの未来が危ないことを知り、それを変えるべく壮大な敵に立ち向かっていくという物語です。
機械や魔法、未来と過去が渾然一体とした非常に幅が広い世界観を楽しめます。
現代から過去、未来とタイムトラベルをしながら、様々な敵や味方と遭遇しながら謎を解いていく作品で、ドラクエともファイナルファンタジーともまた違った世界観です。
また当時としては最高のグラフィックで、32Mという容量であったことからもわかります。
魔獣王
1995年にKSSより発売されたアクションゲームです。
ゲーム内容――主人公は魔王に妻を殺され、娘を攫われた男。彼は娘を救うべく、魔界にどんどん入っていって、自分も魔人へと変身していくというストーリーです。
全体的におどろおどろしい雰囲気の世界観で、横スクロールで進んでいって、グロテスクなボスを倒していくと魔石が現れて、それを手にすると魔人へと変身します。
世界観も操作性やゲーム展開もなかなか面白いゲームで何度もクリアしてやりこんだ思い出があります。(なのに、タイトルを忘れて、今回いろいろ調べてようやく思い出しました。)
一時期、中古で、高額で取引されていたようなので、取っておかなかったことを残念に思いました。
スーパーダブル役満Ⅱ
1997年発売の四人打ちのマージャンゲームです。
キャラクターマージャンで、マージャンハウスとトーナメントがセレクトできます。
マージャンハウスだと対戦できるキャラが選べます。
個性豊かなキャラクターが出て、いろんなセリフと表情を切り抜きで見せてくれますが、基本、マージャンがメインなので、キャラにはすぐに飽きます。
マージャンもレベルを選べますが大して強くはなく、すぐに飽きてしまったような気がします。
まとめ
こうして改めて振り返ってみると、スーパーファミコンのソフトが発売されてきたのは、1990年11月21日「マリオワールド」から2000年11月29日「メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット」の丸十年間1447本が発売されています。(※Wikipedia調べ)
スーパーファミコンになると、時代を反映するソフトが多く出回りだしたような気がします。アニメ作品やスポーツだったり、当時、流行りだしたパチンコやタレントなどを題材にしたゲームなどが目立ちます。また新規参入したソフト会社も多くあり、二番煎じ、三番煎じなどと似た作品が多く出回ったのも、大きなハズレを出さないようにという気持ちの表れからだったのでしょうか。
