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イライラすること

咄嗟に心を落ち着かせる方法

人間、生きていれば、腹が立つ出来事が起こることもあると思います。そんな時に、感情に身を任せて怒り、後で後悔するなんてことは誰でもしたくないと思います。もし、一瞬にして心を落ち着かせる方法を知っていれば、その後の気分どころか、人生すら変化しまうかもしれません。ここでは感情に流されないようにするための方法をいくつか紹介していきたいと思います。それでは、どうぞ。

イライラした時に咄嗟に出来る対処法

深呼吸

イライラしたり、怒りが触れたときに、なんと言っても一番試してほしいのは深呼吸です。

なんだ深呼吸かよ?と言えれるかもしれませんが、呼吸を意識するだけで、ずいぶんと怒りを軽減することができます。人間、怒っている時、余裕がない時などは大概、呼吸が浅くなっていると言われてます。

そういう時に、深くゆっくりとした呼吸を意識するだけで、心を落ち着かせることができます。

呼吸のリズムを変えるだけで、ずいぶんと余裕が出来てきます。

体の力を抜く

呼吸同様、人間、怒っている時は体に力が入っていると思います。

そんな時に、意識して力を抜くと意識も変わっていきます。出来れば、深呼吸と同時にやってもらえばずいぶんと気持ちにゆとりが出るのではないでしょうか。

六秒ルール

これはよくアンガーマネージメントで言われることですが、何か怒りを覚えた時に、六秒数えてみると言うことです。

六秒経ったら、意見したりすると言うことですが、これは瞬発的に怒りをぶつけないという方法では有効ですが、怒りが後から湧いてくるタイプにはあまり有効ではない気がします。

それでも、怒りを感じた時に、その感情のまま相手にぶつけるのではなく、一旦、間をおいてから対した方がいいのは間違いありません。

機嫌の良いところまで戻す

これは何かで聞いた話ですが、「何か嫌なことがあった場合、心をそのことが起きる前の状態に戻すことで、機嫌が悪くなった前の状態に戻すことができる」というものです

具体的にどうやってやるかと言うと、目を閉じて深呼吸しながら、「嫌なことがあった時点から、記憶を遡っていき、機嫌が良かった状態のところまで巻き戻していくのです」

出来るだけ細部まで思い出していき、思い出をコントロールできるまで思い出していきます。そうすることで、人間は頭の中で、どうにもならなかった記憶をコントロールできたと錯覚して、嫌な気分が消えていくというのです。

是非、本当に嫌なムカつくことが起きた時に試してみてはどうでしょうか?

目線を変える

これは、何時までも怒りの感情が消えない時に使える方法です。

人間の目は脳と繋がっていて、感情は視覚に現れると言います。よく、どこに目線を置いたのかで何を考えているのかが分かると言われるので、言っていることが分かると思います。

つまり、怒りの記憶をよみがえらせている時は、そこに向けて視線を持ってきているのです。ですので、目線を別のところに持っていくと、怒りが無くなると言われています。

ウソだと思うのなら、やって見るといいでしょう。

目線を変えるだけで気分が変わることに気づくはずです。

五感を変える

五感を変えるというのは、例えば味覚や臭覚を優先させるということです。

人間は感覚が変わると意識も変わると言われています。

例えば、お腹が減ってる時にイライラする場合があるでしょう。お腹が減っていなければそもそもイライラしなかったと言うこともあり得ます。

同じように怒りを感じた時に、感覚を変えてみるのです。

怒りを感じた時に、何かを食べたり、良い匂いを嗅いだり、温かい場所に移動したり、逆に冷えた場所に行ったりと積極的に感覚を変えることで怒りが静まるかもしれません。

考え方を変えてみる

怒りの対象が他人の場合、相手の立場になることが怒りを鎮める方法の一つです。

怒りの一つに、自分が正しく、相手が間違っているという場合があります。そんな時に、相手がどうしてそうしたのかを考えてみるのもいいかもしれません。

また、他の視点を持ってくるのも有効的です。自分の尊敬する人なら、同じように怒ったか?また、全く関係ない人間がジャッジした時に、自分の言っていることは正しいか?などを考えてみるといいでしょう。

ただ、気を付けたいのは、正解を見つけないことです。

相手にも相手の立場があるという理解を示すだけでよく、どちらが正しいと成否を付けない方が良いです。

最後に

怒りとは難しい感情です。誰でも怒りを持つのは人間として当然ですが、怒りに身を任せて、他人を傷つけたことにより、関係を悪化させて修復不可能になることもあります。ですので、怒りを自分で処理出来ることが何より大切なスキルとなってくるのです。1970年代にすでにアンガーマネージメントという言葉がアメリカで生まれていたことからも分かるように、怒りをコントロールする術は、今後は益々、必要になって来るでしょう。

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