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実家暮らし

実家から一人暮らしするまでの手順

改めましてkitajinと申します。ここでは引っ越しから各種手続きの手順を紹介していきたいと思います。

 住む場所を決めて、不動産会社と契約が済んだら、引っ越しや各種住所変更などがあります。いろいろとやることがあるので、漏れなく済ませられるように、やることの時期ごとのTODOリストを作成しておくと安心して進められます。

住居の契約を済ませる

部屋が決まり、無事、審査が通ったら、契約を結びます。

その時に敷金礼金などを払い、契約に必要な書類の提出があります。

住民票を持って行ったり、契約書に契約書にハンコを押したりを済まして、入居日を決めます。

契約に必要なモノ

・ 契約者の身分証明書(運転免許証、健康保険証)

・不動産契約書

・住民票

・収入証明や内定通知書(※物件による)

・連帯保証人がいる場合は連帯保証人の収入証明、承諾書など

・実印(※物件による)

実印とは、市区町村の役所に印鑑登録し、実印として認められた印鑑のことです。

※契約に必要なことは、すべて不動産業者が説明してくれるので安心してください。

引っ越し一か月くらい前まで済ませること

引っ越し業者を選ぶ

アパートの契約が済んだなら、まずは引っ越し業者を決めましょう。

特に2月~4月は引っ越し業者の繁忙期なので、もっと早く頼んでおかないと間に合わないかもしれません。

特定の日を希望する場合なら、二ヵ月前までには頼んでおいた方がいいでしょう。

ただし、引っ越しは高くつきます。(※一人暮らしの引っ越しの相場4万~6万)

初めての引っ越しで、電化製品や家具などを新調して荷物が多くなければ、自分たちで運びましょう。

内装を整える

内装を整える準備をするとは、家具や家電の置き場所を決めたり、カーテンで目隠しをしたり、絨毯を引いたりすることです。

新しく買う家具や家電の置き場所が決まったら、買う前に必ず、寸法を測りましょう。

せっかく買った家具や家電も部屋に入らなかったり、大きすぎては後悔します。

引っ越す前に大型の物は買いそろえておいた方が、後の引っ越しが楽になります。

 家具・家電リスト

・ベッド、寝具
・ソファ(※部屋に入るか、必ず寸法をチェックする)
・デスク&チェア
・ 収納家具(※備え付けのクローゼットなどの入りきらない場合)

・冷蔵庫(※部屋に入るか、必ず寸法をチェックして選ぶ)
・洗濯機(※部屋に入るか、必ず寸法をチェックして選ぶ)
・電子レンジ(※これがあれば、とりあえず食に関して困ることはないでしょう)
・エアコン(※備え付けられている場合もあります)
・照明(※備え付けられている場合もあります)

※部屋が汚れている場合があるので、物を置く前に掃除道具を用意しておいた方が便利です。人目に付きやすい場所では、必ずカーテンで先に目隠しをしておきましょう。

インターネット回線・ガス開通の手続き

インターネット回線を部屋に引く場合は、早く契約しておいた方がいいでしょう。

回線の工事をしなくてはいけないので、そのスケジュールなどの調整が必要になります。

同様に、ガスを通す場合も早めの方がいいです。

インフラの中でガスだけは開栓する時に、ガス会社の人が開栓するので、こちらもスケジュールの調整が必要です。

引っ越し二週間くらい前までに済ませること

電気・水道の契約

水道・電気の契約はネットでの契約もできますし、立ち合いもないので、それほど手間はかかりません。

しかし、忘れないうちになるべく早めに済ませておきましょう。

郵便の転送サービス

郵便局の転送サービスとは、前の住所に届いた郵便物を新しい住所に転送してもらえるサービスのことです。

転送手続きは、郵便局が手続きを完了するまで(土日祝を除いた)数日間を要するので、遅くとも1週間前までには行った方がいいです。

手続きは、旧住所が記載されている証明書と本人確認ができる書類(運転免許証、パスポート、住民票など)を持って、お近くの郵便局に行って転居届を提出するだけです。

※一年間有効で、更新されるときは再度お近くの郵便局へ行って手続きしてください。

郵便転送サービスはあくまで郵便局のサービスなので、宅配便とは関係ありません。また、住所の転居届を出しても郵便物に反映されないので、そこら辺も注意してください。

引越し前の届け出

引越し前に市区町村役所に行って、住民票を変える手続きをします。

異なる市区町村に転出するの場合は「転出届」、今まで住んでいた市区町村と同じ所の移動なら「転居届」と提出します。

その時に、身分証明書(運転免許証やパスポートなど)と印鑑(認印でいい)を持っていきます。

引越しの二週間前から受け付けてくれるので、タイミングのあう日に提出しておきましょう。

転出届の場合は、この時に受け取る「転出証明書」が、引越し後に転入届の時に必要となります

失くさないように、キチンと管理しておきましょう。

荷造り・不用品の処分

普段使わない物、オフシーズン衣類などから段ボールに詰めていきましょう。

どこに何が入っているのか、段ボールに書いておくと便利です。

品ごとに段ボールを分けておくことも、荷ほどきのときに楽になります。

日用品やすぐ使うものは、旅行鞄などに入れて、最後に持ち運びした方が便利です。

あとは、引っ越しを機に、いらない物を捨てるなり売るなりして、新生活をすっきりした気分で迎えましょう。

インフラのチェック

電気、ガス、水道、ネット回線がつながったら、引っ越す前にチェックしてみましょう。

・電気は、ブレーカーを上げて照明などがつくかをチェックします。

備え付けてある電化製品のチェックも忘れずに。エアコンなどの臭いも気になるところです。

・水道はすべての蛇口を捻ってしばらく水を流してみましょう。

配管が詰まっている可能性があるかもしれません。(※トイレも忘れずに)

・ガスは開栓作業の立ち会い時にチェックするので、問題ないと思います。

・ネットも同様に工事が済んだら、繋がるようになっているので問題ないでしょう。

問題が発覚したら、すぐに管理会社に報告して改善してもらいましょう。

元々ある傷や汚れを写真に取っておく

これは念のためですが、汚れや傷を自分のせいにされ、退去時に請求されることがあるので、写真を撮っておいた方が確実です。

引っ越し当日にすること

引越し荷物の搬出・搬入

引っ越し業者さんに頼んでいた場合は、先に住んでいた場所からの荷物の移動が始まります。

業者さんが荷物を全部出してくれたら、部屋の掃除をして退去しましょう。

引っ越し先に着いたら、家具・家電は大きなものから搬入していくと楽です。

業者に頼んでいる場合はいいですが、自分でやる場合は家具や大型家電を部屋に入れる時は注意しましょう。

角などで、部屋に傷がつかないように保護をした方が確実です。

荷ほどき・梱包材の処分

荷ほどきは普段使いの物から解いていきましょう。

季節が近づいてくるものから出して、使わない物は落ち着いてからの方が引っ越しの疲れが違います。

荷ほどきした後の、ダンボール箱やクッション材など梱包材を処分は早めにしましょう。

リサイクルやゴミ処分の方法は、自治体によって多少異なるので、ホームページなどで確認しましょう。

梱包材を引き取ってくれる引越し業者もあります。

引っ越し後にやること

さまざまな住所登録の変更手続きがあるので、チェックリストを作り、早めに済ませましょう。

引越し後の届け出

引越し後2週間以内に、「転入届」を引越し先の役所に届出しましょう。(※同じ市区町村内での引越しの場合は「転居届」を提出します)

 持って行く物

・転出証明書(※転出届けを提出したときに受け取った)

・運転免許証やパスポートなどの身分証明書

・印鑑(認印でいい)

その他、住所登録の変更

 住所変更が必要なモノ 変更する方法     
・自動車運転免許証・新住所を管轄する警察署・運転免許センター・運転免許試験場。
・車庫証明・管轄する警察署で入手
・車検証・普通自動者:運輸局・軽自動車:軽自動車検査協会
・各種免許や資格など・免許を資格を取ったところに問い合わせる
・携帯電話・オンラインまたは携帯ショップ
・銀行・オンラインまたは銀行窓口
・各種クレジットカード・オンラインまたはクレジット会社窓口
・ショッピングサイト・クレジット機能付きポイントカードなど・オンラインまたは店頭
・各種保険・オンラインまたは保険会社窓口
・国民年金・市区町村役場内、国民年金担当課(新住所地)
・国民健康保険・加入している方は、転出・転入・転居届の時に役場で確認。
・マイナンバーカード・転入・転居届時に役所で変更手続きをしましょう。

変更するものによって、必要な書類や持ち物が異なるので、変更時には持ち物などの問い合わせをしてから変更場所に行くことをおすすめします。※住所登録を変更できる便利なサイトもあるので活用しましょう。

まとめ

 契約が済んでから、遅くとも1か月までには準備を進めていく。

  1. 引っ越し一か月以内にすること。(・引っ越し業者選び・引っ越しの準備・ガス・ネットの申し込み手続き)
  2. 引っ越し二週間以内にすべきこと。(・水道・電気の契約・荷づくり・郵便転送サービス・転出届・インフラの確認など)
  3. 引っ越し当日にすべきこと。(・荷物の搬出・搬入・荷解き)
  4. 引っ越し後にすべきこと。(・転入届・住所登録変更)

 新生活をスタートする忙しい時期に、準備するもの・やることがたくさんあるので、スケジュールは余裕をもって進めていきましょう。何度も言いますが、事前にやることのTODOリストを作っていった方がヌケがなく進めていけます。

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