皆さん、こんにちはkitajinです。ここでは、ゲームをすることで受ける悪影響について考えていこうと思います。ゲームは本当の楽しいものです。いつの間にか時間が経つのを忘れ、熱中しすぎてしまったなんてことが、誰しも一度や二度はあるはずではないでしょうか。だからこそ熱中しやすい人は、ゲームをやる危険について考えなくてはならないのではないでしょうか。

ゲームをすることの悪影響
目が悪くなる
ゲームをすることで、誰もが目が悪くなるわけではありませんが、視力に悪影響を及ぼす可能性が高いという事は、研究結果などでも言われています。
またテレビやスマホのブルーライトが、目に悪いという事も言われていますし、長時間ゲームをしていると、疲れ目を起こして一時的に裸眼の視力が下がると言われています。
また、幼少期にテレビを長時間見ていたことと小学校になってからの視力低下に、関連性があることがわかったという研究結果もあります。
視力低下とゲームの因果関係を明確に示した調査結果はありませんが、子どもの視力になんらかの影響を及ぼす可能性はあります。
時間の浪費
自分の人生、何を浪費と捉えるかは人それぞれですが、人生は、生産性がすべてだという人にとっては、ゲームは時間の浪費となるのではないでしょうか。
もちろん、現代はゲーム実況とかeーsportsのようにお金になるゲームもありますが、それは全体のごく一部の人たちに限られたことです。
ほとんどの人がゲームをすることに何も生み出さなず、人生を浪費しているように見えます。
しかも、子供の内からゲーム依存になったりしたら、その後の人生の選択肢が狭まることは間違いありません。
お酒やギャンブルは年齢制限がありますが、ゲームにはありませんので子供の内は特に注意が必要ではないでしょうか。
脳内麻薬
ゲームは刺激的で多幸感をもたらします。脳の中には本能をつかさどる部分(大脳
辺縁系)と理性をつかさどる部分(前頭前野)があって、絶えずこれらがシーソーゲームをし
ています。
理性(前頭前野)は子どもの頃からゆっくりと発達するため、年齢が低いほど働きが弱く、
自己コントロールが難しいといわれています。理性(前頭前野)は年齢とともにゆっくりと発
達していきます。高校生、大学生と大人に近づくほど、少しずつ理性の力が強くなり、行動を
コントロールできるようになっていきます。その一方で小学生、中学生と年齢が低いほどコン
トロールが上手く働きません。そのために大人が睡眠や食事、運動、社会性の成長の体験など
をゲーム時間に奪われないように対応することが必要です。
依存症対策全国センター
ゲームをずっとやり続けられるのは、ゲームが脳を興奮状態にさせるように作られているからです。
クリアすることで得られる達成感によって興奮状態となった場合、脳は快楽物質であるドーパミンを大量に分泌、少なくなると脳に催促するという負の連鎖につながります。
他のことでは徹夜は無理なのに、不眠不休でゲームが出来てしまうのはこの脳内物質が出ているからです。
上手くいかないことでイライラしてムキになり、クリアすることで一気にドーパミンが分泌される。この繰り返しでゲームにどんどんとのめり込んでいくのです。
運動不足
ゲームをやり続けると、どうしても運動不足に陥ります。
室内に籠りっきりで何時間も毎日ゲームをやっていれば、運動不足になるのは当然です。
子どもの外遊びが減った理由はゲームだけではありませんが、室内で過ごす時間をより多くする要因のひとつではあるでしょう。
外で遊ぶ時間が減って体を動かす機会が減ると、体力の低下も考えられます。
実生活への影響
ゲームが影響して、実生活に問題が出る場合があります。
ゲームに依存してしまい昼と夜の逆転生活となり、仕事や学校に悪影響を及ぼすことはよくあります。
学校や仕事に行く気が起きなかったり、現実社会がひどくつまらなく感じて、ゲームの世界に逃げ込んでしまうといった事も出てきます。
またゲーム内の暴力的なシーンなどに影響を受けてしまうという研究もあります。
アメリカでは、ゲームにより、銃犯罪を犯した事例も実際にあったそうです。
ゲームさえあればいいとなる
日常において、やらなくてはならないことは多岐にわたります。
しかし、ゲームに依存して費やす時間が多いほど、他の事に割く時間がおのずと少なくなります。
一日中ゲームをしていて、食事はおろか、排泄をする時間も勿体なくなるといった事をむかし何かで読んだことがあります。
とくに依存性が高いと言われているのが、ネットでコミュニケーションが取れるオンラインゲームです。
自分がいなくてもゲームが進行していくため、何をしていてもゲームが気になるなど、やればやるほど依存度が高まるケースが多いようです。
可能性が無くなる
ゲームをやる時間が多ければ、それだけ別の事に費やす時間が少なくなるので、おのずと可能性が狭まります。
もちろん、中には同じ時間ゲーㇺをやっても優秀な人もいますが、たいていの子供はゲームをする時間が増えれば、学校の成績が下がるはずです。
ですので、生活にゲームをやる時間を制限して、バランスよく他の事をしなくてはいけません。
面白くない人生でも、ゲームがあれば乗り切っていけるでは、面白くない人生から一生抜け出すことは出来ません。
それならばゲームをやる時間を減らして、人生をゲームをやるより面白くした方がいいと思うのですが、どうでしょうか?
スマホ脳
現代社会を生きる人たち、10分に1回スマホを手に取り、1日平均、4時間以上をスマホを触っているといいます。
人によってはもっと触っているでしょうし、もはや現代人はスマホなしでは生きていけません。
そんな現代人に警鐘を鳴らした『スマホ脳』、という本がスウェーデンで出版されました。
著者はアンダース・ハンセン(Anders Hansen)。世界の医学研究の最前線で研究を重ねてきたスウェーデンの精神科医です。
本の内容は、スマホによって起こる様々な弊害について書かれており、特に、私たちが、精神的な不調から身を守るためには「睡眠」×「運動」×「他者との関わり」の3つが重要だといっています。
そして、著者のハンセンさんは、スマホがもたらす最大の影響は、私たちがこの3つの活動をするための時間をうばってしまうことだと考えているようです。
現在、ゲームはそのほとんどがスマホでプレイができ、最高の相性の良さとなっています。
「スマホ脳」+「ゲーム脳」になっているようなものです。
コミュニケーション能力の低下
学校などの環境では、ゲームはコミュニケーションのツールとして役立ちますが、一度、学校から離れてしまうと、ゲームによって一人の世界が形成されてしまいます。
特に、元々、コミュニケーション能力に乏しかったり、発達障害がある人の場合、ゲームにハマることによって、それらを助長してしまうことがあると言われています。
ゲームの中の世界のコミュニケーションが大事になり、身の回りの人間関係が希薄になったりもします。
引きこもりのとって、ゲームは最良の友になり得ます。
課金による浪費
近年のゲームには「課金」というギャンブルに近い要素が加わりました。
多額の課金をしたせいで生活が困窮したり、家族に暴力を振るうケースもあると言われてます。
特にネットゲームの場合、数字だけが画面で移動しているのでお金を使っているという感覚が薄れて、気づいたら大金を費やしていたという事になりがちです。
ゲームをしているとその世界に没入しやすいので、歯止めが効かなくなりやすいです。
特に年齢が低いほど、耐性がないので周りの人が気を付けるようにしましょう。
ここ数年、多額の課金をして、生活が破綻したり、暴力行為に及ぶという相談も増えていま
依存症対策全国センター
す。どのように課金に対して対応したらよいのか早急なアドバイスが求められます。法テラス
や消費生活センターなどとの連携も必要となります。
最後に
こうしてゲームの悪影響を考えてみると、それは決してゲームが直接、悪影響を及ぼすというより、限度を超えてやり続ける弊害と言って方がいいでしょう。別にゲームだけじゃなくても、YouTubeやパチンコをすることでも同じような悪影響が起こるのも事実です。それらも含めて、人が作って、与えてくれた物の中で満足して、人生を費やすことが本当に面白い人生なのか?とボクは疑問に思ったのでゲームを止めることにしました。