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肥満

kitajin流 痩せるマインド

どうもkitajinです。ここでは、ボクがこれまで三十年近いダイエット生活の中で得た、痩せる考え方を紹介していきたいと思います。どうして自分は痩せないのだろう?なぜ食べなくても太ってしまうのだろう?と悩む前に、これを読んで少しは気持ちを楽にしてみませんか?

ダイエットが難しい理由

痩せやすいか、太りやすいかは遺伝子でほぼ決まっている

私たちの身体は、両親からの遺伝により形作られています。

そしてそれは骨格だけでなく、太りやすさや太りにくさも遺伝子で決まっていると言われています。

太りやすいというのは、現代ではあまり良くないように思われていますが、実は、少ない栄養で長く活動できるように長い年月をかけて培われてきた遺伝子情報なのです。

ですので、太りやすい遺伝子を持っている人はそうでない人より一日の摂取カロリーを減らす必要があります。

肥満遺伝子を持つ人は、他の人よりも基礎代謝が150~200kcal低いので、肥満遺伝子を持っていない人と同じ食事を食べて生活していたら、1日150~200kcal分ずつ太っていくのです。そのため、1日150~200kcal分(コンビニのおにぎり1個分くらい)、他の人よりも食べる量を控える必要があります。

太っているのは遺伝だった!? 肥満遺伝子ダイエット

子供の頃太っていた人は、痩せるのが大変だ

よく子供の頃から太っている人は、脂肪細胞が増えているから痩せるのが大変だと言われています。

この脂肪細胞、三歳までの乳児期と十八歳までの思春期に増えていくと言われています。

この時期に太りやすい生活をしていると、脂肪細胞が増え、その後、どんなにダイエットをしようが脂肪細胞の数は減らず、脂肪細胞に溜まる脂肪の増減だけがあるというのです。

つまり、脂肪細胞を、脂肪を溜める風船の数と考えると分かりやすいです。

風船の数が多ければそれだけ脂肪が増えやすく、少なければ増えづらいとなるのです。

ですので、子供の頃から太っている人はそうでない人よりも、一旦痩せてもまたすぐに太ってしまうと言われています。

骨格によって太っているように見える

骨格もまた遺伝で決まるどうしようもないことです。

体脂肪率などは平均なのに、どうしても太って見えてしまう体型はあります。

こういう場合はダイエットしてもどうしようもないと思われるかもしれませんが、骨格にはタイプがありタイプ別のアプローチの仕方があるようです。

自分の骨格を理解して、太って見えない工夫をしてみてはいかがでしょうか?

普段の姿勢が太らせる

普段、何気なくとっている姿勢が太る原因になっていることもあります。

特に現代人は、長時間座ったままの姿勢で作業したり、猫背でスマホを見ていたりと、知らずしらずのうちに姿勢が悪くなっています。

よく言われるのは、ポッコリお腹の原因は椅子に座り、猫背で作業しているからだと言われます。

他にも、座ったままいると血行が悪くなり、特に下半身の冷えなどを起こし脂肪がつきやすくすると言われます。

このように、普段何気ない姿勢が自分の身体に及ぼす影響を考えてみた方がいいかもしれません。

加齢で代謝が低下する

歳を取ると、生活習慣から運動をしなくなり、筋肉量が低下してそれにより代謝も落ちます。

更に、呼吸をしたり、体温を保ったり、心臓を動かしたりするという基礎代謝は老化で衰えます。

それにより太りやすい体質になり、どうしても太りやすくなります。

意識的に運動や食事の量に気を付けなければ、加齢により太りやすい身体になりやすいです。

ダイエットに関する考え

食べないで痩せるのは、貯金を切り崩しているに過ぎない

いわゆるダイエットというと食事量を減らすという考えになりがちです。

しかし、食べずに痩せるということは筋肉量と溜まっていた脂肪量を減らしていくことです。

つまり、身体の中に貯まった貯金を切り崩しているだけなのです。

そして、ダイエットが終了して再び食べ始めると、筋肉が減った状態で、再び脂肪細胞の中に脂肪を溜めていくのでリバウンドしやすいのです。

筋肉量が減って代謝を落とし、痩せづらい身体にしてしまったのです。

代謝をよくしないと太りやすく痩せづらい

代謝をよくするとは、エネルギー消費量を増やしていくという事です。

言うなれば燃費の悪い車のように、常に多くの燃料を消費しないと走らないようなものです。

車の場合は燃料が無ければ走りませんが、人間の場合は、燃費が悪くなると燃費を減らしても走れるように身体が変化していきます。

そうなると今度は燃料を多く入れれば、余った燃料を身体に溜め込むような体質になっていきます。

入ったエネルギーを効率よく循環させていかなければ、結果、太りやすい体質に変わっていくのです。

 代謝についてもっと知りたい方はこちら👇

世にあるダイエット方法は万人に効くものではない

書店に行けば様々なダイエット本があり、古今東西、様々なダイエット法が生まれてきました。

しかし、これをやれば誰でも痩せるという正解がないのは、やはりダイエット本だけで痩せるには、個人の条件に合っているかどうかによると思います。

例えば、運動をしたことがない筋肉量が少ない人が、ちょっとしたトレーニングや有酸素運動と食事療法で比較的、簡単に痩せていくことが挙げられます。

その他に、ダイエットなどに関する説に、真逆のことを言う人たちがいます。

一例として、断食はダイエットに良いという人と、断食は代謝を下げて太りやすくするという人がいます。

いったい、どちらを信じればいいのか迷ってしまいます。

そういう時はボクはとりあえず両方、試してみて実感できた方を取り入れていくことにしています。

というのは、太る原因が一つでないように、痩せる原因も一つではないと思うからです。

肝心なのは、痩せようとする事とはつまり、健康的で暮らしやすい身体にしていくことが目的だからです。

何度もリバウンドを繰り返すと痩せづらくなっていく

何度もリバウンドを繰り返すと痩せづらくなることは良く言われています。

これは先ほどの考え方と同じで、人の身体は慣れないことは敏感に反応するのですが逆に慣れてくると反応しづらくなるのです。

同じダイエットを繰り返しても効果が薄くなっているのかもしれません。

それと先のダイエットでついた筋肉が太っているように見せているのかもしれません。

つまり、筋肉の上に脂肪を纏っているから太く見えるというわけです。

ダイエットを成功させたら、その身体をいかに維持していくことが大切になってきます。

しかも年齢と共に基礎代謝が落ちて、年々太りやすい身体になっていくのです。

そう考えるとダイエットがいかに難しいかがよく分かります。

ダイエットに成功した芸能人はその後、ほとんど元に戻っている

ダイエット本の話が出ましたが、昔からダイエット本をよく出すが芸能人ではないでしょうか。

しかし、彼らのその後を見てみると、全員とは言いませんがリバウンドしている人が多いのが分かります。

これは無理なダイエットをしたというのもありますが、やはり加齢と、彼らの食生活が不規則になりやすいからではないでしょうか。

彼らを見ていると、ダイエットがいかに難しいかと思わせる例ではないでしょうか。

一時的には頑張れば痩せられます。それを継続することが難しいのです。

運動で痩せるのは難しいが運動しないで痩せるのはもっと難しい

ダイエットを成功させるのには、何よりの量と質を考えなくては難しいと言われています。

それは運動で消費するカロリーが食事で減らしたカロリー量とを比較するとあまりに低いからだと思われます。

1時間ジョギングしても、消費カロリーは、400キロカロリーくらいだと言われているのでよく分かるでしょう。

しかし、運動を取り入れることにより、普段の生活においての消費カロリーが変わってくることを忘れてはいけません。

つまり、運動により筋肉を増やすことで、一日の消費カロリーが自然と増えて、同じ量を食べていても太りづらい体質になるのです。

一般的には基礎代謝が高い人ほど脂肪を減らしやすい体と言われますが、同時に筋肉量が多い人ほどエネルギー消費量と基礎代謝が高い人が多いです。

筋肉量はカロリーの消費量に大きく影響するか。効果的なダイエットと基礎代謝のメカニズムを徹底解説!

食べる量は変えずに食べる物を変えていく

カロリーを気にする人は多いですが、太りやすい食べ物、太りやすい食べ物があることを気にする人は少ないです。

ダイエットをするなら、食事の量を減らすより食べ物を変えた方がより効果がありますし、ストレスなく痩せていきます。

よく言われるのが、高たんぱく低カロリーの食品を多くするという事です。

たんぱく質で筋肉を作り、代謝を上げて太りにくい身体にするという考えです。

普段の食生活を見直して、脂肪の多い肉ではなく赤身に変えるとか、揚げ物を減らしてみるとかでもずいぶん変わってくると思います。

日々の食生活をほんの少し変えていくだけで、長期的に痩せやすい身体になっていくはずです。

ダイエットを意識しない

体型を長期的に太らせないためには、ダイエットという特別なイベントを作らないことが大切です。

つまり日常生活の行動、食事で痩せていくように持っていき、リバウンドしないように心がけるのです。

しかし、これは言うのは簡単ですが行うのは難しいです。

というのも、何度も言うように身体とは年齢とともに変化していき、衰えることにより太りやすい身体になっていくからです。

変化する身体を常に気にかけ、その時々にどのようなことをしていけばいいのかを学び続けることで対応していくしかないのです。

だから、ダイエットという特別期間を設けずに、常に意識している生活が必要なのではないでしょうか。

普段から姿勢を意識するだけで痩せて見える

実際の体重や体脂肪率などで太っているか痩せているかを知ることはとても重要なことです。

しかし、自分の外見が他人にどう見られているかも気になるところです。

実際に数値で太っていなくても、姿勢が悪いことで太って見えることもあります。

また上記にあるように姿勢が悪いと実際に太りやすく、逆に姿勢をよくするだけで痩せやすくなるということもあります。

普段から自分の姿勢を意識するだけで見た目もよくなり、実際にダイエットの効果もあるのです。

姿勢改善によって痩せる理由は、下記の3つです

  • 代謝が上がるから
  • 筋肉が正しく使われるから
  • 便秘が解消されるから

糖質制限は代謝を下げる

これは様々な専門家仰っているのですが、糖質制限をすることによって、痩せづらい体質になるということです。

一時的には痩せるようですが、長期的にみれば糖質制限による弊害があると言われています。

 〇糖質制限に取り組んでも痩せない!その原因とは まとめ

  • 脂肪が減ったのではなく、体内の水分が減っただけのため
  • 糖新生が起きて筋肉量が減り、基礎代謝が落ちて消費できるカロリー量が減るため
  • 消費カロリー量を減少させエネルギーを脂肪として蓄える「倹約遺伝子」を持っているため
  • 糖質制限に正しく取り組めず、知らずに糖質を摂りすぎてしまっているため

ダイエットに糖質が大切だというのは分かりましたが、どういった食品から糖質を取るかも大切になってきます。

お米や野菜などの自然食品から取れば間違いないでしょう。

まとめ

誰もが理想の体型になりたがっているけど、理想のモデルとは所詮、遺伝子によって作られた体型なのです。髪質が元々違うように、身体に備わっている体型は遺伝子と生育過程で作られ成長によって決まります。つまり、いくら頑張っても大人になってから大リーガーにはなれないのです。だから、悲観することはないのです。僕たちはそれぞれ個性という遺伝子によって別々の個体として生きているのですから、自分なりの美しさを追い求めましょう。

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