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肥満

太っているのをやめる

改めましてkitajinと申します。四番目にやめた事は太っていることです。

 ボクは子供の頃から太っており、成人してからもその体型を抱えて生きていきました。そして、引きこもりを経ると更に肥満が加速していき日常生活が困難になり始めたので、ダイエットを決意するに至ります。ここでは、太っていたころの生活を思い出して、改めて太っているとはどういうことかを考えてみました。

Photo by Rachel Park on Unsplash
Photo by Rachel Park on Unsplash

太りやすいタイプとは?

以下はボクの個人的体験から得たモノなので、万人に当てはまるかは分かりません。

子供の頃から太っていた

肥満になりやすいタイプは、成長期に栄養過多になり、脂肪を貯めこむ細胞が増えてしまうと言われています。

一度増えた細胞は、二度と無くなることはないというのを何かで読んだことがあります。

つまり、身体の周りに脂肪を貯めるタンクのような細胞があるという事です。

タンクがの量は成長期に出来た量で生涯かわらず、脂肪で満たされれば太り、何も入ってない状態が痩せているというわけです。

だから、子供の頃から太っていた人は、人より脂肪を簡単に貯めこめると言われています。

好きな食べ物を好きな時間に好きなだけ食べられる

太りやすい人は食に対する制限がない場合が多いです。

特に子供の頃から上記の三拍子が揃っていれば、太るコースに乗ったようなものです。

大人になってからも、三拍子を続けていれば確実に太っていきます。

生活が食べ物で埋め尽くされるようなものです。

めんどくさがり

太っている人はめんどくさがりのようなイメージがあります。

事実、自分がそうでした。

部屋の掃除などしたことがなく、運動もせずに一日中ゲームばかりしているようなタイプでした。

特にめんどくさがりではなくても、太っていると動くのが緩慢なので結果、楽をしているように見えるのかもしれません。

甘やかされて育てられた

自分は子供の頃から甘やかされて育てられ、自分が特別な存在だと思っていました。

家では自由に振る舞っていましたし、何か言われても守ったことがあまり有りませんでした。

太っていても、あまり気にしたこともありません。

それが、そのまま体型に現れた典型例かもしれません。

欲望が先に立つ

食べること以外にも抑制が効かなく、あらゆることに我慢が出来ない性格でした。

引きこもりをしながら、ゲームやパチンコ、テレビを観ながら一日中ダラダラと食べて過ごしていました。

人生の優先順位がめちゃくちゃでした。

これは太っているからそうなのではなく、そういう性格なので、結果、太ったという見方もあると思います。

人間は太るとどうなるか?

太っているだけで、普段の生活も大変だというのは太っている人にしかわかりません。これは瘦せると気づくのですが、太っているのはただそれだけでしんどいものなのです。

生活が窮屈だ

自分の体の周りに肉が多めについているという事は、やはり窮屈に感じるものです。

特にそれを感じるのは排泄の時です。

当時は、両足を揃えてしゃがむことができませんでした。

痩せてそれが出来たときは少し感動したのを覚えています。

身体の衰えを感じる

体力の衰えが早いです。

ボクは二十代前半が一番太っていましたが、当時を思い起こすと、アラフィフの今よりも体力がありませんでした。

少しの運動で疲れていたように思います。

だから余計に運動が苦手に思ってしまうのでしょう。

ただ身体の柔らかさは、二十代の方があったように思います。

様々な欲求に負ける

人間の三大欲求を抑えられずに開放状態なので、その他の抑制も効きづらくなっていきます。

ボクの場合はパチンコによく行っていましたし、好きな時に起き、好きなだけ寝ていました。

何かを許してしまうとなし崩しに自堕落になっていくのかもしれません。

痩せることがとんでもなく高いハードルに感じる

下の式は、自分の適性体重を測る式です。

身長(m)×身長(m)×22=適正体重

自分の場合は1.58×1.58×22=54.9㎏

約55㎏が適正体重としても、太っている時はそれ以上に痩せたいと思ってしまいます。

まず目の前の問題に目を向けず、数字ばかりに目が行ってしまいがちになるのです。

だから、思うように数字が減らないと挫折してしまうのです。

見た目が悪いことを気にしすぎて引っ込み思案になる

痩せている人が見た目がいいのか、見た目がいい人が痩せているのか、痩せていることがいいという風潮があります。

そうなると逆に、太っていることが罪悪であるかのように捉えてしまい、気持ちが塞ぎがちになってしまうのです。

気持ちが塞ぎがちになれば何をしても楽しめず、外へ出る気も失せて負のスパイラルに陥ってしまいます。

結果、手軽に手に入る欲望、食べ物に行ってしまい、別に太っていてもいいやとなってしまうのです。

太っていたころの生活

太っていたころの生活習慣は、太るために特化したような生活習慣になっています。なるべくしてなったというしかないでしょう。

食べるという事に時間を掛ける

食べ物に掛ける時間が人より長くなります。

何を食べたいかを考え、食べたい物を買いに行き、食べるという行為を毎日、何回も繰り返すのですから。

あと、食べたいけど、買いに行くのは面倒だ、どうしよう?という葛藤にも時間が掛かります。

そんなわけで食べることに多くの時間が割かれてしまいます。

食べることとセットで何かをする

食べることとセットにゲームをしたり、映画を見たりするのが、日々の娯楽になります。

食べることと何かがセットになると、楽しみが倍増します。

これは依存の一歩になります。

快楽が記憶に残り、思い出してまたしたくなるのです。

だから、それほど食欲がなくても、ゲームをする時、映画を見る時に何かを食べなくては気がすまなくなってしまうのです。

それでもダイエットをしようとする

すき好んで太っているわけではないので、何度もダイエットを試みます。

しかし、必ずと言いていいほど失敗します。

よくやったのは、断食や無理な運動でした。

今思えば、そんなもの成功するわけがないことは分かるのですが、当時は大真面目でした。

今ほど情報もなく、間違ったダイエット法が溢れている時代でもありました。

ムリなダイエットの反動で、余計に食べるようになってしまいます。

そのおかげでリバウドをして、余計に太り、痩せることが果てしなく遠くに感じるのでした。

まとめ

 いかがでしたか。以上のような生活を続け、引きこもりと相まってボクの体重は80キロの大台に乗ってしまいました。太っているという事は決して楽なことではありません。だから、みんな真剣にダイエットをしたいと思うのです。それは決してモテたいとかという動機だけでなく、それよりも切実な日常生活を考えての行動なのです。しかし、ダイエットを成功させるのはハードルが高く、数々の挫折を味わうのでした。

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